バラ園の後に、二宮家の日本庭園の「静勝園」に行ってきました。
二宮家は、聖籠の大地主として、町の歴史に大きくかかわってきた名家です。
敷地内の建造物群は、平成18年に国の登録有形文化財になりました。趣ある
日本庭園は「静勝園」と名付けられ、庭園に接して白鳥が飛来する弁天潟が
あり、日本の一般住宅では類を見ない庭園となっています。
スタートします。
休憩所を出ると右手に建物が見えます。
一見、普通の建物のように見えます。
中には入れないようになっていました。玄関から、中を観てみます。
お花が生けてありました。
玄関から中を見ると、静勝園の庭が見えます。
期待が高まります。早速、庭を観に行きます。
右手が入り口のようです。左手に変わった灯篭を見つけました。
中央の部分には干支が彫ってあるようです。その下の支柱には龍が彫って
あります。
京都・北野天満宮にもある干支の彫られた「干支灯篭」で、全国的にも
かなり珍しいそうです。
それでは、門をくぐって中へ進みます。
小さな家が見えます。
家の壁は、竹?木?を編み込んだようなものです。
ここにも変わった灯篭があります。
梅の木にはたくさんの実がついていました。
ますぐに進んでいきます。
弁天潟も見えてきました。弁天潟にに張り出した小さな建物は「涼亭」と呼ばれ
ています。弁天潟を眺めながら、涼を楽しんだのでしょうね。
涼亭の手前には、変わった竹が植えてあります。「亀甲竹」です。
亀甲竹も その孟宗竹の1つで、筍も食べることができるそうです。
弁天潟が目の前に広がります。
昔は、この潟も二宮家の所有だったようですが、現在は、聖籠町の管理になって
いるようです。
庭の手入れをしていた方のお話によると、昔は、二宮家の方が、この潟に、小舟を
浮かべ、楽しんでいたとのことです。 優雅ですねー。
藤棚がありますが、今は、葉になっています。
茶庭や築山を観ていきます。
母屋のほうに出てきました。母屋は「蓮池堂」と呼ばれているようです。
弁天潟を望むように建てられています。
中には入れないので、玄関から、のぞかせていただきました。
昔のままのたたずまいを残してあるようです。
母屋の周りをまわって、出口に向かいます。
戻ってきました。
バラ園の門をくぐって、今回のお散歩は終了です。
見どころ満載の散歩でした。
「二宮家のバラ園に行ってきました」は今回で終了です。