天気の良い日。緑の木々の中を散歩したいなと思い、国上寺(こくじょうじ)
方面へお出かけしました。
国上寺は国上山(くがみやま)の中腹にある県内最古の名刹で、開山1300年を
越える真言宗のお寺です。
いつもは紅葉の時期に伺うことが多いのですが、今回は新緑をもとめて訪れて
みました。
思った通り、新緑が美しい。
境内に向かう道沿いには、シャガが咲いています。
境内が見えてきました。日の光を浴びたモミジが目をひきます。
秋になれば真っ赤に色づくもみじですが、新緑もまた美しいです。
境内の木々も活き活きとしています。
境内手前には、ぼけ封じ・がん封じの地蔵があります。
そのうち、真剣にお願いに来なくてはいけないかもしれませんね。
八重の桜が、まだ少し残っていました。
境内には、良寛さまの像もあり、像の周りにはシャガが咲き乱れています。
池もあります。水はいまひとつきれいではありませんでした。
鐘楼
六角堂
大師堂
大師堂と本堂の間に国上山登山口があります。
そんなに高い山ではないのですが、結構登山をする方がいるようです。
この辺は、クマはいないのですが、イノシシが出るので、注意の看板があり
ました。
本堂のほうを見ると、本堂の壁に何やら壁画のようなものが見えます。
「イケメン偉人空想絵巻」で、数年前に物議を呼んだ(燕市教育委員会から、子供
たちが遠足におと連れる場所なので、いかがなものかとクレームだ出たとのこと)
もののようです。人目を惹きますが、県内最古の寺院の壁画としてはちょと、どう
なのかなとは感じましたが・・・。
折れてしまってはいますが、五鈷掛の松(ごこかけのまつ)です。
五鈷掛の松の謂れは、弘法大師が中国からの帰国の途次、仏具の三鈷と五鈷を
天に投げると、三鈷は高野山に至り五鈷は国上寺の松の木に引っかかり、それが
縁で国上寺に修験道場が開かれたとのことです。
折れてはいても、なお威厳のようなものを感じさせてくれます。
雷井戸
雷井戸は、雷神により掘られたという言い伝えがあり、年中水が枯れることが
ないと言われています。水行などが行われているとのこと。透き通った水が
湧いている?流れ込んでいる?・・・。良くはわかりませんが井戸に水が入って
きている様子が見えます。
スズメが水浴びをしていました。スズメも水行なのでしょうか?
万丈講堂のほうへ向かいます。
手前にパワースポットの樹齢1000年の大銀杏があります。
東山門をくぐって中に入ります。
水子供養でも知られる寺なのですが、風車まつりで、風車が飾られていま
した。
万丈講堂
オダマキがひっそりと咲いています。
西山門をくぐり、五合庵へ向かいます。
今回は、ここまでとします。
次回は、五合庵、千眼堂吊り橋へ続く。