新潟の方でもあまり知らないと思いますが、十日町市にある句碑公園に行って
きました。
句碑公園は清瀧寺の裏山、約3haのブナ林の公園です。十日町市内外の俳人が
読んだ石碑が30基ほどあります。
周りには住宅が少しありますが、少し歩けば、山の中に入っていくというような
場所です。
清瀧寺の脇の道をてくてくと登っていきます。
少し歩いただけで、木々に囲まれた別世界になります。
早速、句碑を見つけました。
長年の風雨にさらされているので、よく読めないものもあります。
「一斉に 芽吹きし山に 抱かれ住む」でしょうか。
句碑は、きちんと並んで置いてあるわけではなく、木々に同化した様な場所や
道の脇に置いてあります。見つけるのも楽しいです。
道は整備され歩きやすいです。どんどん登っていきます。
道の曲がり角に句碑が2つあります。
「万物の深雪の底に 眠りおり」
まだまだ、登っていきます。
ふと、道の脇を見ると、畑が見えます。
ここまで来て、畑仕事をするのは大変でしょうね。違う道があるのかな?
読めるものをあげてみます。
「永らえて 卒寿の初日 拝みけり」
「月上げて 深雪の底に 町眠る」
「出稼ぎの 雪の半とし 寡婦暮らし」
「八海に 棚引く雲や 今朝の秋」
赤城山大明神入口という立て札があります。そちらに行ってみます。
向かう道の脇にも句碑があります。
「天に神 地にわれらあり 初詣」
一番高いところなのでしょうか?空が見えてきました。
赤城山大明神はどこかな?
観音様の石碑がありました。これかな?違うよね。
どうも見落としたようです。
本当はこのような石碑があるようです。(ネットからの転用)
観音様の近くの石碑を見て帰ります。
「雪卸し 雪の力を 放ちけり」
あまり高くない、木々の中を句碑を探しながらのお散歩で、気持ちよかった
です。次回は、大明神の句碑を見落とさないようにします。