市島邸の続きです。

建物の中を観終わったので、今度は、庭をお散歩します。


少し歩くと、東屋が見えてきました。
「卍亭(まんじてい)」です。

京都の桂離宮の卍亭をまねて造ったもので、4つの腰掛の空間が、卍形になって
おり、腰を掛けた時に、お互いの目と目が合わないように設計されています。

天気も良く、お庭を歩いていると、時折風が吹いて、気持ちが良いです。


卍亭の裏に道があったので、歩いて行きます。

小さな祠?がありました。何だったのか良くわかりませんでした・・・。

道の木々の間から、時々池が見えます。


橋が池にかかっていたので、渡ってみました。


少し進むと、「松籟庵(しょうらいあん)」が見えてきます。


松籟庵は、因州(現在の鳥取県)の茶人、松村宗悦の設計で、三畳台目の茶席で、
風災害で大破したものを修理復元したものだそうです。席名は、表千家即中斎
庭のあちこちには、歌碑が建っており、著名人との交流が伺えました。




松籟庵を回り込むように、道が続きます。とにかく広いです。
あじさいが沢山植えてあったり、松林があったり、個人の庭とは思えないです。


梅林も見に行きましょう。
次回に続く。