たのしみごと

日々のちょっとした出来事を書いてみました

佐渡を巡る旅⑨:尖閣湾・揚島観光(前編)

 夫と出かけた佐渡を巡る旅、2日目。

 

 大野亀・二ツ亀の素晴らしい景色を堪能した後(佐度を巡る旅⑧)に、外海府

 沿いに、国道45号線を走って、尖閣湾・揚島に向かいます。

 

 

 海沿いの景色を見ながら、走っていると、素晴らしい滝が見えました。

 「岩谷口橋」の上から、滝を見るために停車。

 

 調べてみたら、泊川滝(とまりがわたき)というようです。

 

 別名、岩谷口の滝、五段の滝とも呼ばれていて、落差30mの段爆でした。

 冬には氷結する滝として知られていて、時期になると、岩肌に咲く岩ユリが

 見える場所とのことでした。

 

 迫力のある滝です。

 

 佐渡には、高い山がないことから、大きな滝が無いイメージがありましたが、

 水量豊富な名瀑が沢山あるようです。この付近にも、「大ザレの滝」という

 落差70mの段瀑があるようですが、道沿いからは見ることが出来ない場所に

 あるので、今回はパスしました。(というか、観るためには、危険な崖を下る

 か、船に乗らないと見えないとのことでした)

 

 思いもかけず、出会えた素晴らしい滝を見ることが出来、うれしかったです。

 

 その後、揚島遊園に向かって、海岸線をひた走り、到着。

 ここに来た目的の一つとして、「海中透視船」に乗ることがありました。

 

 着くと、海中透視船は、「欠航」の表示が・・・。なんですとー・・・。

 波が落ち着けば、運航するとのことでしたので、売店や軽く食事を摂っている

 と、「運航することになりました」と連絡が入りました。

 急いで、チケットを購入して、乗り場に向かいました。

 

 

 「遊仙橋」手前の階段を下り、「笹子洞窟」を通って、海中透視船乗り場に

 向かいます。

 洞窟内は、暗く狭い・・・。気をつけて歩きます。

 

 乗り場に到着すると、船が既に、接岸されていました。

 運航決定から、すぐだったので、他に乗船客はいませんでした。

 夫と私の2人だけの貸し切り状態です。

 

 人はいませんが、ウミネコが、餌を貰いたいのか、たくさん集まっていました。

 

 早速乗船します。海中透視船は、初めて乗るので、ちょっとワクワク・・・。

 

 船内には、中央の床がガラス張りになっていて、海中の景色や魚群を見ること

 ができます。

 

 動き出すと、波が思いのほか高く、揺れに揺れるため、体勢を維持できません。

 まして「今、魚の群れが沢山いますよ・・・」と船頭の方に言われても、まともに

 撮影もできず、下を向いていると、船酔いしそうになりました。

 

 仕方ないので、海中を見るのは断念し(何のために乗ったの?・・・)、尖閣湾の

 景色を楽しむことにしました。

 

 海中透視船からは、尖閣湾の 第2景から第5景までを、360度見渡すことが出来

 ます。切り立った岩が連なり、素晴らしい景色です。

 

 

 後発の船も、次々出港して来ました。

 

 海面から15mの高さにある、遊仙橋が見えてきました。

 15分ほどの乗船時間で、海中は、中々見ることはできなかったのですが、スリ

 リングな体験が出来て、楽しかったです。

 

 「笹子洞窟」を通って戻り、「揚島遊園展望台」に向かいます。

 

 長くなったので、佐渡を巡る旅⑩:尖閣湾・揚島観光(後編)に続けます。