たのしみごと

日々のちょっとした出来事を書いてみました

佐渡を巡る旅⑩:尖閣湾・揚島観光(後編)

 夫と出かけた佐渡を巡る旅、2日目。

 

 揚島水中透視船に乗って、尖閣湾の切り立った絶景を間近に堪能した(佐渡

 巡る旅⑨)ので、「揚島遊園展望台」に向かうことにしました。

 尖閣湾・揚島観光の続きになります。

 

 

 「遊仙橋」を渡って、「揚島」に向かいます。

 遊仙橋は、別名「まちこ橋」と呼ばれています。

 昭和28年に、松竹映画『君の名は』のロケが、ここ揚島遊園内で行われ、

 吊り橋シーンが(今は吊り橋ではありませんが・・・)脚光を浴び、尖閣湾は

 一躍有名になったようです。

 

 橋からは、先ほど乗った海中透視船が見えます。

 みなさん、海底は見えますかー・・・。

 

 尖閣湾」は、長さ約3㎞にわたる5つの小湾の総称で、この尖閣湾という名は

 北欧ノルウェーフィヨルドにも匹敵する美しい景観ということで、1932年

 (昭和7)に、地質学者湧水鉄五郎(わきみずてつごろう)博士によって名づけ

 られました。

 

 そして、ここ揚島遊園は、尖閣湾の第5景「揚島峡湾(あげしまきょうわん」

 当たり、展望台からは、30m級の尖塔状の断崖の連なりを見渡すことができ

 ます。


 見る場所によっては、太陽が海を照らし、キラキラしてきれいでした。


 展望台からは、景勝地尖閣湾の大パノラマを一望することができ、ゆっくりと

 景観を眺めるには、良い場所です。

 

 下を覗きこむと、ごつごつした岩が見えます。

 

 海をよく見るためには、岩肌を少し下りればよいのでしょうが、流石にそこに

 降りていく勇気はありませんでした。

 

 どこまでも続く海の景観もきれいです。

 

 振り返ると、岩山の上に立つ「大埼灯台」が白く美しく、目を惹きます。

 

 荒々しく打ち寄せる波が、長い年月をかけて、この景観を作り出したのだなと

 感慨深かったです。

 

 尖閣湾の美しい風景を見たので、戻りましょう。

 

 帰り道で見つけた「えびすの壺」。安全祈願と書いてあったが、揚島遊園の

 所在地である、佐渡市北狄(きたえびす)と関係があるのかな?・・・。

 

 遊仙橋(まちこ橋)を渡って、戻ります。

 

 観光地だから、あるよねー・・・。

 (「君の名は」の主人公、春樹と真知子のパネル)

 

 

 一時は、海中透視船が欠航かと思って、がっかりしましたが、運よく乗ること

 ができ、スリリングな体験も出来ました。尖閣湾の素晴らしい景色を見れて、

 大満足の尖閣湾・揚島観光になりました。

 

 佐渡に来たら、ここは立ち寄った方が良い場所ですよ・・・。

 

 次に向かうのは、北沢浮遊選鉱場(日中の風景)を経由して、吉永小百合さん

 のJRのポスターで有名な「宿根木」になります。