夫と出かけた佐渡を巡る旅、2日目。
揚島水中透視船に乗って、尖閣湾の切り立った絶景を間近に堪能した(佐渡を
巡る旅⑨)ので、「揚島遊園展望台」に向かうことにしました。
尖閣湾・揚島観光の続きになります。

「遊仙橋」を渡って、「揚島」に向かいます。


遊仙橋は、別名「まちこ橋」と呼ばれています。
昭和28年に、松竹映画『君の名は』のロケが、ここ揚島遊園内で行われ、
吊り橋シーンが(今は吊り橋ではありませんが・・・)脚光を浴び、尖閣湾は
一躍有名になったようです。
橋からは、先ほど乗った海中透視船が見えます。


みなさん、海底は見えますかー・・・。
「尖閣湾」は、長さ約3㎞にわたる5つの小湾の総称で、この尖閣湾という名は
北欧ノルウェーのフィヨルドにも匹敵する美しい景観ということで、1932年
(昭和7)に、地質学者湧水鉄五郎(わきみずてつごろう)博士によって名づけ
られました。
そして、ここ揚島遊園は、尖閣湾の第5景「揚島峡湾(あげしまきょうわん」に
当たり、展望台からは、30m級の尖塔状の断崖の連なりを見渡すことができ
ます。






見る場所によっては、太陽が海を照らし、キラキラしてきれいでした。


展望台からは、景勝地尖閣湾の大パノラマを一望することができ、ゆっくりと
景観を眺めるには、良い場所です。

下を覗きこむと、ごつごつした岩が見えます。


海をよく見るためには、岩肌を少し下りればよいのでしょうが、流石にそこに
降りていく勇気はありませんでした。

どこまでも続く海の景観もきれいです。


振り返ると、岩山の上に立つ「大埼灯台」が白く美しく、目を惹きます。


荒々しく打ち寄せる波が、長い年月をかけて、この景観を作り出したのだなと
感慨深かったです。


尖閣湾の美しい風景を見たので、戻りましょう。
帰り道で見つけた「えびすの壺」。安全祈願と書いてあったが、揚島遊園の
所在地である、佐渡市北狄(きたえびす)と関係があるのかな?・・・。

遊仙橋(まちこ橋)を渡って、戻ります。

観光地だから、あるよねー・・・。
(「君の名は」の主人公、春樹と真知子のパネル)

一時は、海中透視船が欠航かと思って、がっかりしましたが、運よく乗ること
ができ、スリリングな体験も出来ました。尖閣湾の素晴らしい景色を見れて、
大満足の尖閣湾・揚島観光になりました。
佐渡に来たら、ここは立ち寄った方が良い場所ですよ・・・。
次に向かうのは、北沢浮遊選鉱場(日中の風景)を経由して、吉永小百合さん
のJRのポスターで有名な「宿根木」になります。