早春の花を求めて、訪れた「ふれあい自然の里 水芭蕉公園」。
五泉市の東南、菅名岳の麓にあり、昔から水芭蕉が自生していた湿地帯に、気軽
に散策できるよう木道などを整備して、平成8年3月に開園。
敷地面積は2.1ヘクタール、木道の総延長は480メートル、水芭蕉の植栽数は約3万
株で、毎年3月下旬から4月上旬に開花します。

今年は雪解けが遅かったので、気にはしていたのですが、なかなか開花の情報が
入ってきませんでした。
4月に入って、水芭蕉が「満開」とのことで、急いで訪れてみました。
(4.8撮影)
一面真っ白な水芭蕉の群生を、イメージして来たのですが、少し遅かったのか
葉が大きくなっていて、一面グリーンに・・・。


昨年は、3.28に訪れて、白い花が多かったのですが・・・。(2024.3.28撮影)

それでも、葉の隙間から、白い水芭蕉の花が見えます。


木道が整備されているので、誰でも気軽に水芭蕉を眺めることが出来ます。




木道の隙間に咲いている水芭蕉も、可愛いです。

踏まないように気をつけて歩きます。
奥の方が、花が多いのかな?・・・。


水芭蕉は、雪解けとともに真っ白い苞(ほう)に包まれた大型の花を出して、
湿地帯一面に群がって咲く多年草です。
花と言っていますが、白いのは花ではなく仏炎苞(棒状の花を包み込む苞を
仏像の背景にある炎形の飾りに見立てたもの)で、葉が変形したものです。
アップで見ると、白い苞に包まれて、花の中心に棒状の花軸があり、この上に、
薄緑の小さな花が密集しています。


純白の衣をまとったような姿は清楚で愛らしいです。
高齢の方々も、ゆっくりとお散歩していました。木道から足を踏み外すのでは
ないかと、ちょっと心配になりましたが・・・。

広いので、結構歩きますねー・・・。

奥の方は、山から水が流れてきていて、水芭蕉も水の中に咲いている感じです。



どこもかしこも、水芭蕉が咲いていて、どこをどう撮っていいか、解らなくなって
しまいました。
たくさん見れて、楽しかったです。
帰りに、すぐ脇にあった「熊野神社」と「薬師堂」を観に行くことにしました。


初めて訪れました。こんな所に神社があったとは、今まで何回も訪れているのに
気づきませんでした。すみません・・・。



簡素な造りの神社で、小山の上にひっそりと佇んでいました。
神社手前に、登りの急階段があり、その上に、「薬師堂」が建っています。


扁額も手書きの物でした。

この薬師堂の由来を見ると、
菅名但馬守重国の菩提寺である「菅名山洞照院」が、裏山に建っていた450年
程前に、源平の戦いに敗れた源氏の落ち武者が、平家の追手を逃れ、洞照院に
数日間逗留し、出立の時に一体の仏像を取り出し「これは、高貴な名僧行基が
刻んだ薬師如来像であり、丁重にお祀りしてほしい。」と言って立ち去った。
寺に安置し、火災にでもあったら申し訳ないと思った住職は、周辺は水芭蕉
の群生に覆われ、神仏がおわすには恰好の安住の地と、菅出新田郷屋の小高い
場所に小さなお堂を建て、遷座したとのこと。
ここを流れる清水は、霊泉と呼ばれ、病気も平癒したため、薬師如来による
ものと崇められ今に至っているとのこと。
このような小さなお堂にも、由緒正しき謂れがあったのですね・・・。
竹に覆われ、ひっそりと佇んでいました。

山を下りて、帰りましょう。

美しい水芭蕉を見ることが出来、神社やお堂を見ることが出来て、素敵な出会い
が出来たお散歩になりました。

また来年も来れたら良いなと思います。