「日中線記念館」は、旧国鉄日中線の熱塩駅の駅舎を利用した記念館です。
ここを訪れたのは、2016年が最後なので、久しぶりの訪問です。その時は、桜が
咲く季節ではなかったので、今回は、桜を楽しみにして、訪れてみました。

駐車場に車を停めると、周りは満開の桜でした。
ソメイヨシノがほとんどですが、たまに、しだれ桜も咲いていました。


遠くを見ると、駅舎と桜、そして雪が残る山々が見えます。

日中線しだれ桜は、沢山の人で賑わっていましたが、ここは静かで、人もほと
んどいなかったので、ゆっくりと観ることが出来ます。

駅の入り口から見てみましょう。
旧国鉄日中線は、昭和13年(1938年)に、耶麻郡喜多方町の喜多方駅と耶麻郡
熱塩(あつしお)村の熱塩駅を結んで開通しました。5駅(喜多方・会津村松・
上三宮・会津加納・熱塩)11.6㎞の路線で、終点熱塩駅の奥にある「日中温泉」
が路線名称の由来とのことでした。



昭和13年に建てられた駅舎は、当時としては珍しい欧風でモダンな建物です。
壁には石が埋め込まれ、アーチ型の門も可愛らしいです。
入り口脇には、「日中線開通記念樹」の桜の樹が植えられていましたが、花は
咲いていませんでした。


回り込んで、駅のホーム側も見てみます。



木でできた改札口が、昔の雰囲気を漂わせています。
中には、赤いストーブが・・・。

室内に煙突がついているので、ここでストーブをつけたら、煙って大変だった
のではないでしょうか?・・・。

日中線記念館内には、使いこまれた待合室のベンチや運行当時の写真、切符棚や
当時使用していたさまざまな品が展示されています。




昭和49年10月には「さよならSL」が運行され、多くの鉄道ファンに惜しまれ
ながら、本州最後のSLの運行が終了し、SLからデイーゼル機関車へと変わっ
ていきましたが、赤字が膨らみ、昭和59年3月31日で廃止されてしまいました。
ここに展示されているプレートは、廃止の時の物でしょうか?・・・。

明るい色なのに、寂しく感じました。
日中線記念館は、昔の駅の様子を思い起こさせてくれる素敵な場所でした。
構内は、広い庭になっていて、貴重なラッセル車キ287と客車のオハフ61が
保存されているので見に行きましょう。
(ラッセル車キ287)



(客車オハフ61)


中も見学できるので、入ってみます。


手入れされていて、綺麗でした。
私が小さい時の列車は、確かにこんな感じだったかもしれません。
運転席も見えたのですが、ガラスが汚れていて、うまく撮れませんでした。
桜も観れて、昔の駅や列車も観ることが出来、楽しい時間を過ごすことが出来
ました。



また、訪れてみようと思います。
次の目的地に向かいます。
もう少し続きます。