たのしみごと

日々のちょっとした出来事を書いてみました

Part 3 もう少し福島への桜旅:石部桜・馬の墓種まき桜

 日帰りの桜旅の続きです。

 喜多方市から会津若松市に向かいました。

 あまり訪れたことのない桜を巡っています。

 

 次に訪れたのは、「石部桜」です。

 「大河ドラマ八重の桜』のオープニングにも出てきた桜で、会津を代表する桜の

 一つです。有名な桜なのですが、今まで訪れたことがありませんでした。

 

 近くに駐車場がないので、案内された「会津若松市ふれあいスポーツ広場」に車

 を停め、15分位歩いて行きます。

 

 住宅街を抜けて、一面が田んぼという場所に、その桜はありました。

 遠目で見ても素晴らしい桜です。

 

 田んぼ道を歩いて、近くまで行ってみます。

 石部桜は、樹齢約650年といわれるエドヒガンで、中世会津の領主葦名氏の重臣

 石部治部大輔(いしべ じぶだゆう)の庭にあったものと伝えられています。

 10本の幹からなり、枝張は最も広いところで約20mもあるとのことでした。

 

 見る場所によっては、1本の桜の樹に見えるのですが、角度を変えると、確かに

 複数の樹から出来ているのがわかります。

 

 すでに見頃は過ぎていましたが、それでもきれいでした。

 

 樹の根元は太く、こぶのように膨らんでいる場所もあり、年月を感じさせられ

 ました。

 

 樹の根元には、石碑も建っています。

 

 石部桜から少し離れた場所には、「星暁邨(ほしきょうそん)歌碑」があります。

 『花みつつかすみ酌むまのひと時はうき世の外の我世なりけり』

  花を愛で、霧を楽しむそのひと時は、現世の外にある自分の特別な世界だ  

 との意味とのことです。美しい桜や風景の中で、俗世の煩わしさを忘れること 

 が出来たのでしょうね・・・。

 

 満開の時期に、観ることが出来たら良かったなと思いました。

 

 名残惜しいですが、次に向かいましょう。

 

 次に訪れたのは、会津美里町旭三寄字薬師堂にある「馬の墓種まき桜」です。

 地名に「薬師堂」が入っているのは、昔ここに薬師堂が建っていたからとのこと

 ですが、今は「種まき桜」だけが残されています。

 

 ここも初めて訪れました。

 駐車場はないので、広めの農道に停めさせていただきました。

 

 広々とした果樹園の奥に、ひと際美しい桜の樹が見えます。

 果樹園の花もきれいに咲いていました。

 

 「馬の墓種まき桜」は、樹齢400年といわれるベニヒガンザクラで、幹周り約6m、

 樹高約15mあるそうです。

 「馬の墓」と呼ばれているのは、この桜の近くに、「八幡太郎義家(源義家)公

 愛馬の墓」があるからとのこと。集落の名前にもなっています。また、地元住民

 によると、桜の開花と稲の種まき時期が重なったことから、いつしか「種まき桜

 と呼ぶようになったとのことでした。

 

 見事な桜の樹です。

 

 樹の根元を見ると、空洞になっている部分もあります。

 

 しかし、毎年見事な花を咲かせているようです。

 桜の樹の生命力には驚かされますね・・・。


 小さな石組がありましたが、何なのかは解りませんでした。

 

 素晴らしい桜に出会うことが出来、感無量でした。

 また訪れてみたい場所が増えましたね・・・。

 

 美里町の桜をもう少し見て廻りましょう。

 もう1回続きます。