石川・福井の旅3日目(最終日)になります。
訪れたのは、断崖に日本海の荒波が打ち寄せる景色で知られる国指定名勝東尋坊。
約1キロメートルにわたり豪快な岩壁が広がっています。

一番手前のお店の駐車場に車を停め、土産物店・お食事処が並ぶ道を歩きます。



素敵なカフェがあります。
「スタバ」でも「スナバ」でもなく、「イワバカフェ」、ちょっと笑いが・・・。

そこを通り過ぎると、景色が広がりました。

東尋坊は、日本海に面した海食崖で、今から約1,300~ 1,200万年前の新生代第三紀
中新世に起こった火山活動で、マグマが堆積岩層中に貫入して冷え固まってできた
火山岩が、日本海の波による浸食を受け地上に現れたものとのことです。
東尋坊を構成する岩は、輝石安山岩の柱状節理で、これほどの規模を持つものは
世界に3ヶ所だけ(韓国の金剛山、スカンジナビア半島のノルウェーの西海岸)で、
地質上極めて貴重とされ、昭和10年(1935)に、国の天然記念物および名勝に指定
されています。また平成19年(2007)には、日本の地質百選にも選定されています。


崖の上から美しい景観を眺めることが出来るのですが、折角なので少し下りて
みましょう。


降りながら見える柱状節理は、素晴らしいとしか言いようがなかったです。



振り返って見ると、ごつごつとした岩の上には、沢山の人達が見えます。


下から見ている私の方が、落ちるのではないかと心配になりました。
千丈敷と呼ばれる場所でしょうか?
少し平らな場所もあったのですが、その先は断崖になっています。
私は怖いので先端まではいけませんでした。



勇気あるねー・・・。サスペンスドラマみたい・・・。
波が勢いよく打ち付けています。

目の前の海は、遮るものがなく、どこまでも青く美しかったです。


遠くに「雄島」が見えます。
この後行ってみたいと思います。

さあ、素晴らしい景色を見れたので、戻りながら「東尋坊タワー」に行ってみま
しょう。


東尋坊タワーは、海抜100メートル、地上55メートルからの眺めを堪能できます。
昭和39年東京オリンピックの年に設立されました。 360度大パノラマ展望台で、
東尋坊を眼下に広大な海を眺めることが出来ます。
60年以上前の建物なので、ちょっと古い感じがします。
500円支払って、エレベーターで展望台へ。
このエレベーターが、古くてやや怖かったです。

展望台は、特に何かある場所ではないのですが、景色は確かに良かったです。





色々な方向の景色が見れました。
美しい景観の東尋坊。久しぶりの訪問でしたが楽しかったです。
最後の訪問地、「雄島」に向かいましょう。