昭和22(1947)年10月、昭和天皇が新潟県を巡幸された際に「行在所(天皇が
外出したときの仮の御所)」として滞在された飯塚邸。
昭和天皇がお過ごしになった新座敷2階を見た後、新座敷1階に降りてきました。

新座敷棟1階には、控の間、次の間、上座敷があります。



ふすま絵や袋戸の絵もきれいです。

1階には、お風呂場がありました。

浴室以外にしっかりと脱衣所があるのも、昔の造りにしては珍しい気がしました。

さっと1階を見た後は、庭を歩いてみました。
来客用の玄関に向かう門を通って、庭に入ります。


目の前に、緑の庭が広がります。
この主屋西側に広がる庭園は、築造当時からほとんど姿を変えず、変化の多い
池庭を中心とした池泉回遊式庭園になっています。
庭園は、天皇陛下から「秋幸苑(しゅうこうえん)」の名を賜ったという歴史が
あります。

大きな庭ではありませんが、直径40~60㎝もある大径木があったり、苔が美しく
広がっていて、美しい庭の景観を醸し出しています。

東屋もあります。

テーブルになっている巨木も素晴らしいですね・・・。

所々に配されている石灯籠や景石が、様々な植物と調和していて美しいです。


回遊式の池なので、あちこちに石の橋が架かっています。


橋から眺める庭もきれいです。


正面には主屋も見えます。
庭から見る主屋は、庭と一体化しているようで素敵です。

庭には、井戸や茶室もあります。

この井戸は、まだ使えるのかな?・・・。
茶室の戸が開いていたので、中をちょっと拝見しました。

躙り口があって、中はきれいです。
新緑の頃に、今でもお茶会が開催されているとのことでした。


庭を巡りながら戻りましょう。
敷石も一つ一つ凝っていますね・・・。


水鉢は、梅か?飯塚家の家紋の桜か?可愛らしい形をしていました。

庭から邸宅を眺めながら歩きます。



初めて訪れた飯塚邸でしたが、邸宅内もお庭も美しく、ゆっくりとした時間を
過ごすことが出来ました。
訪れることが出来て良かったと思いました。
四季折々の景色を味わうことが出来る場所です。

(邸内にあった写真)
紅葉の時期に訪れてみたいと思いました。
長い間お付き合いいただきましてありがとうございました。
飯塚邸訪問は終了です。