たのしみごと

日々のちょっとした出来事を書いてみました

山形の旅:致道博物館③

 山形の旅、「致道博物館」の続きになります。

 

 次に訪れたのは「旧渋谷家住宅」です。

 

 重要文化財に指定されている民家です。豪雪地、湯殿山の麓の旧朝日村田麦俣

 (たむぎまた)より1969年に移築された、一重三階寄棟造茅葺きです。

 田麦俣は山形県内でも有数の豪雪地帯で、冬でも生活が出来るように建物内が多層

 化する傾向がありました。この民家も多層民家と呼ばれ、1822年に建てられたもの

 です。

 また渋谷家は、明治以降、養蚕を生業としたため、1階は住居空間、2階から屋根

 裏部屋までが、養蚕などの作業場・収納場として活用されていました。

 採光や通気が出来るようにした結果、「兜造り」といわれる美しく均整のとれた茅

 葺き屋根を持つユニークな外観になったとのことです。

 

 横から見ると、普通の古民家のように見えます。

 

 横の「あまや」と呼ばれる出入口から入ります。

 

 中に入ると、「にわ」と呼ばれる土間があります。

 藁仕事・脱穀・製粉・餅つきなど、屋内での農作業のほとんどがここで行われて

 いたとのことです。

                         (致道博物館official siteより)


 

 「ながし」は板張りの坐り流しで、水屋とも呼ばれています。

 奥には、木をくった水槽があり、年中山からこんこんと湧出る清水を筧(水源から

 水鉢に水を導くとい)で引き入れ流していたとのこと。

 その手前には「据え風呂」が置かれています。

 

 左奥は、漬物や味噌などの桶や樽、甕などが置かれています。

 

 「でどこ(台所)」です。

 女の人が、針仕事や子守をしたりする部屋で、家族みんなで食事をするところでも

 あります。


 「でい」と呼ばれる座敷もあります。

 藩の役人や村役人、お坊さんを通す部屋とのことです。

 

 急な階段を登って2階に行きます。

 

 

 色々な農具が置かれていました。

 

 一通り見たので、正面の出入り口から出て、次の会場に行きます。

 

 次に訪れたのは「重要有形民俗文化財収蔵庫」です。

 致道博物館に収蔵されている民具8件5350点が国の重要有形民俗文化財に指定され

 ているとのことです。この収蔵館には7件3550点が収蔵されています。

 いずれも庄内地方の生活や仕事の用具ですが、すでに失われた習俗や用具も多く

 生活文化の特色や変遷を今に伝える貴重な資料群とのことです。

 


 色々な素材で作られた仕事着がありました。

 

 裂いた布で織った「さきおり」 

 

 紙をよって織った「オロコギ」

 

 ぜんまいの頭に着く綿毛で織った「ぜんまいおり」

 生活の知恵が見て取れますね・・・。

 

 色やデザインが素敵な「バンドリ」と呼ばれる荷背負い用の背中当てが沢山あり

 ました。

 ちょっと欲しいかな・・・。って何に使うの?・・・。

 

 古いものが沢山置いてあるせいか、ここはちょっと、むっとするような臭いがしま

 した。苦手な人は、長くは居れないかな?・・・。

 

 さあ、次に向かいましょう。

 長くなってすみませんが、もう1回お付き合いください。

 それでは次回に続けます。