新潟の角田山の麓にある「カーブドッチ」。
今回、次女が「カーブドッチワイナリーツアー」に誘ってくれて、一緒に行ってきました。

カーブドッチは、色々な花が咲いているので、時々散歩がてら訪れていましたが、「ワイナリーツアー」は初めてです。お酒好きの私たち夫婦に、ワインを楽しんでもらおうと計画してくれたようです。

生憎の小雨模様の日でしたが、娘が予約も入れてくれて居たので、喜んでお出かけしました。
集合は11時で、ワインショップが集合場所でした。15分くらい早く着いたので、ショップの中を見てまわります。

色々なワインが、並んでいます。


奥の方にはヴィンテージワインのセラーもあります。


「ワイナリツアー」は、毎日11時にワインショップのカウンターからスタートし、ぶどう畑、醸造室、樽熟成庫、セラーなど、ワイン造りの中心となる場所を巡り、約1時間のツアーの後にはワインショップで、テイスティングタイムが設けられています。
この日の参加者は24名。県内外、老若男女様々な方が参加していました。
小雨の中、傘をさしながら、まずはぶどう畑に向かいます。

ワイン用のブドウの収穫は、少し前に終わったとのことで、木にはほとんど実が付いていませんでした。残っているのはワイン用ではない2番なりの実とのことでした。



案内の方によると、
カーブドッチワイナリーが創業されたのは1992年。新潟はワイン未開の地でした。自分たちで育てたワイン用ぶどうを100%使った自家醸造の「日本ワイン」を造り、「日本のワインは美味しい」ことを伝えていきたいという想いがあったそうです。
新潟の角田山麓を選んだ大きな理由は、まず土壌が砂地であること。砂地はワイン用ぶどうの栽培に適していて、繊細なワインが生まれるといわれているそうです。とは言え水はけが良いわりに栄養分が乏しいので、毎年堆肥を入れたり草生栽培をしたりと、土作りに力を入れているとのこと。この場所は、海に近く、一年中海から西風が吹き、病気になりにくいのも栽培上の利点で、夏場は熱集積が高く、雨が少ないこと、新潟には珍しく冬の積雪も殆どなく、高い湿度がぶどうの樹や芽を守ってくれるとのことです。
そしてワイナリーにとって最も重要なことは「土地にあったぶどう品種」を見つけることであるとのこと。創業からこれまで、ゆうに40種以上、現在でも19種のぶどうが植わっています。転機となったのは2005年。スペイン大西洋岸の港町バルで「アルバリーニョ」を使ったワインに出合ったこと。
アルバリーニョを使ったワインは、味はもちろんのこと、栽培が容易で耐病性も高く、なによりこの砂質土壌でしか引き出せない、桃や青りんご、ジャスミンなどの華やかな香りと豊かな果実味を感じることができるとのこと。この土地の適性品種として力を入れているのだと熱く語られていました。
ところで皆さんは、ワイン用のぶどうを食べたことがありますか?
「食べてみて良いですよ。」と言われたので、お言葉に甘えて食べてみました。思ったより甘くて、少し酸味がある美味しいぶどうだったのでびっくりしました。貴重な経験ができました。
ぶどう畑での説明が終わった後は、醸造室、樽熟成庫、セラーに向かいます。
ワイン醸造所の前には、ワイン用に摘み取ったぶどうのコンテナが、たくさん積んでありました。これがワインになるのですね・・・。

醸造室には、機械が並んでいて、手前はぶどうと枝を分別する機械で、奥はぶどうの実を圧縮して果汁を絞る機械でした。

果汁を入れて発酵するための金属と木の樽が並んでいました。


樽の上には、発酵の具合を見る装置が付いています。気泡が出ているものは発酵中。止まっているのは発酵が終了したものだそうです。

気泡が出ていたのですが、写真にすると解りませんね・・・。
樽熟成庫には、木の樽が沢山積み上げられています。一つ一つの樽は、醸造家一人一人のこだわりがあり、世界各地から樽を取り寄せているのだとか・・・。


通路やセラーには、沢山の出荷を待つワインが山積みになっていて壮観です。


ここのワインは大きく分け、クラシカルなワインの「セバージュシリーズ」、醸造家の新しい試みの「どうぶつシリーズ」、食用ブドウで造る「ファンピーシリーズ」があるそうです。

「どうぶつシリーズ」は12種類あるとのことでした。

ワインショップに戻って、テイスティングになります。




セバージュシリーズの赤のビンテージワインとシャンピーシリーズの白ワインを頂きました。娘は運転手だったので、ノンアルコールのぶどうのカクテルでした。結構、ハーブと香辛料の効いたカクテルでしたよ・・・。
私はクラシックなビンテージワインが好みかな?アルバリーニョを使ったワインは、あっさりとした軽い飲み口なので、好きな人は好きかもしれませんね・・・。
帰りに「コテアコテ」に寄って、パンやソーセージなどを買い、娘がもう少しテイスティングしても良いよというので、お言葉に甘えて、もう少しいただきました。


写真を撮り忘れたのですが、周辺ワイナリーとカーブドッチのワインが、日替わりで提供されているようで、6種類ありました。折角なので夫と半分こしながら、全て飲んでみましたが、個性の強いワインが多かったかな?・・・。良い経験になりました。
時々訪れるカーブドッチですが、初めてのワイナリーツアーで、勉強にもなったし、楽しむことが出来ました。
お土産に持たせたパンやソーセージ、ハムやバター、ノンアルコールのワインで娘夫婦は夕食を楽しんだようです。

お誘いされて出かけたワイナリーツアー、楽しい時間を過ごせて娘には感謝です。また一緒にお出かけしようね・・・。