出雲崎町は、平成の大合併で新潟県内の市町村の多くが合併をした中、県内でも
数少ない合併をしないで町として残っている場所です。
出雲崎は遠く神時代に大国主命によって開拓されたと伝えられており、江戸時代は
天領地として佐渡の金銀荷揚げや北前船の寄港地として栄え、人口約2万人にも
達し人口密度は越後一と云われたほどの場所です。現在は人口4300人ほどに減少
しています。
花を観に行くのはまだ早い2月の下旬に、お散歩しに出かけてきました。

まず訪れたのは、道の駅 越後出雲崎「天領の里」。
道の駅「越後出雲崎天領の里」は、四季折々にさまざまな表情を見せる日本海と、
佐渡を見渡せる見晴しの良い場所にあります。

「観光物産センター」では出雲崎町の物産品を購入することが出来ます。またセン
ター隣りには、「天領出雲崎時代館」「出雲崎石油記念館」があり、江戸時代の栄華
を再現した展示や、日本で初めて石油採掘に機械方式を用い成功をおさめた出雲崎
の石油に関する資料等を展示する歴史・文化体験ゾーンがあります。
今回は、お散歩がメインでしたので、「天領出雲崎時代館」「出雲崎石油記念館」に
は寄らずに、裏手の海岸を歩いてみました。


海に突き出た長さ102mの観光ブリッジ「夕凪の橋」の橋が見えます。
「夕凪の橋」から眺める夕日は、世界一大きく見えるといわれており、そのロマン
ティックな景色も手伝ってか、カップルが橋に鍵をかけることにより永遠に結ばれ
るといわれる恋人達の聖地にもなっています。


この時期は通行止めになっていて、渡ることは出来ませんでした。
美しい日本海の海を眺めながらゆっくり海岸を歩きます。


ウミネコが飛んでいます。

遠くには佐渡が見えます。
天気が良かったので、きれいに見ることが出来ました。

海岸を少し歩いて、次の場所に向かいます。
次に訪れたのは「良寛記念館」。

良寛は宝暦8年(1758)出雲崎の名主山本家(屋号:橘屋)の長男として生まれ
ました。山本家は代々名主職で、石井神社の神官も兼ねていた名家です。良寛記念
館は、良寛生誕200年を記念して昭和40年(1965)に建てられました。

門を通って中に入ります。
入ってすぐ右手に「耐雪庵」があります。

これは、昭和63年(1988)に東京と名古屋で開催された「良寛遺墨展」で良寛が
20年に渡り最も長く住んだ庵「五合庵」を模して展示されたものを主催の朝日新聞
社より寄贈されたものです。良寛記念館の生みの親である佐藤耐雪翁にちなんで、
「耐雪庵」と名付けられたそうです。


庭には色々な碑が建っていますが、一際目を惹いたのは「硅化木」。
硅化木(珪化木)は、数千万年から数億年前の樹木が地中に埋もれ石化した植物の
化石で、当時の植生や環境を知る上で重要な資料となります。
ここの硅化木は、およそ2千万年前に青森地方に生育していたオランダスギに近い
樹種が硅化したもので日本一・世界一の大きさともいわれているそうです。

良寛記念館がありました。

今回はスルーして、館脇の階段を上がって「良寛と夕日の丘公園」に向かいます。


公園に着きました。


中央に良寛と子供たちの像「語らいの像」が建っています。


この高台からは、日本海や佐渡が美しく見え、「にいがた景勝百選1位当選の地」に
選ばれています。夕日が見える時間帯がより美しいとのことです。


またここからは、小高い丘と日本海に挟まれたわずかな平場に、家と家が重なり
合うように軒を連ねる出雲崎の「妻入りの街並み」も見ることが出来ます。
江戸時代は佐渡からの金銀荷揚げ港であり幕府直轄の天領地、北国街道の宿場町と
して栄え、越後一の人工密度であったため、多くの人が居住できるように、また
当時は間口の広さに税金を掛けられていたことから、二間や三間半といった間口が
狭く奥行きの長い妻入り家屋が軒を連ね、約4㎞にも及ぶ妻入りの街並を形成しま
した。今もなおその面影を残す全国でも珍しい地域とされています。



冬の晴れ間の天気の良い日に、気持ちの良いお散歩をすることが出来ました。
また機会があったら訪れようと思います。
帰りに良寛記念館入り口手前のお食事処「夕日庵」で食事してきました。
見た目はとてもシンプルな休憩所という感じの店構え・・・。
私は「手まりランチ1300円」 (出雲崎天領の里HPより)

一つ一つがとてもおいしいー・・・。お刺身は新鮮、天ぷらサクサク、ご飯は出雲崎
お米で甘みがあっておいしいー・・・。もずくものっぺもみんなおいしかったです。
もう少し量があっても良かったかな・・・。
夫は「天ざるそば960円」

そばはのど越し良く、つゆもおいしい。もちろん天ぷらはサクサクでおいしかった
ようです。やはり夫も「大盛にすればよかったかな?」と言っていました。
美味しい食事で締めくくれて、楽しいお散歩になりました。



















































































































































































