紅葉の時期になると、お散歩に出かけたくて、見頃の場所を一生懸命探します。
しかし、今年は、新潟県の紅葉が、遅いため、日帰り圏内で、見所がないか探して
いたら、裏磐梯が「紅葉見頃」になっているのを発見。ちょっと遠いけど、頑張っ
て行ってみることにしました。(アップが遅くなりましたが、10/25撮影)
最初の目的地は「五色沼」。天気が良い日だったので、朝早めに出発しました。
「磐梯山ゴールドライン」を通って、向かいます。
例年だと、紅葉が美しく見えるポイントでも、そんなに紅葉が進んでいません。
また、やっちゃったかなー・・・。
しかしここまで来たら、行くしかないですよねー・・・。
期待しながら、車を走らせます。
今回は、「裏磐梯物産館」に車を停めました。
バスの時刻表をみると、ほとんど走っておらず、タクシーも平日のためか、呼ぶと
時間がかかるとのことで、苦肉の策で、「五色沼自然探勝路」を途中まで歩いて
戻り、その後に、「裏磐梯ビジターセンター」に行き、「毘沙門沼」を見に行く
ことにしました。
「裏磐梯物産館」の脇の階段を下りると、左手に沼が見えてきました。
「柳沼」です。
この時点で、きれいすぎて、ワクワク・・・。
もっと良く見ようと、進むと、視界が開け、柳沼が良く見えました。
柳沼は、奥に見える建物の方から見るのが、一番きれいとのことで、そこからも
撮影。
きれいですねー・・・。
元の道に戻って、歩きます。
道の右側を見ると、小さな沼が見えます。観光パンフレットには乗っていない池
ですが、「母池」と言うようです。
木に覆われているので、これが精一杯です。
どんどん進みましょう。
木々に囲まれた道を歩くのは、とても気持ちが良いです。
あっちを見たりこっちを見たりで、なかなか進めませんねー・・・。
時々、赤く紅葉した木もあります。
見つけると必ず撮ってしまう、いつもの看板も・・・。
今日は天気も良いし、人も沢山いるので、気にしませんよー・・・。
ドキドキ・・・。
「青沼」が見えてきました。
きれいな色の沼です。
五色沼には酸性の沼が多く、鉄、マンガン、アルミニウムなどを、多量に含んで
いるとのこと。水が青色や赤色に見えるのは、水中に存在するケイ酸アルミニウム
系の金属微粒子による光の散乱や、湖底に蓄積した酸化鉄などが光を反射すること
に由来するとのことです。天候など空の色や、時間帯、季節によっても変化すると
のことなので、この色合いも、この時だけの物なのでしょうね。神秘的です。
毎回同じ場所で見る、白い花の様に見える葉っぱ・・・。
水に含まれるケイ酸アルミニウムの粒子が、葉っぱに付着して、白く見えるようですが、
この場所だけと言うのは、どうしてなのかな?・・・。沼の水面近くの葉が、全部
白いならわかるのですが、これまた不思議ですね・・・。
違う角度からの青沼。少し色が違って見えます。
「るり沼」は、青沼のすぐ近くにありますが、見落としがちな場所です。
写真は撮りませんでしたが、小さな展望台があるので、そこからの眺めは、とても
きれいです。
ほとんどの沼は、水深10m程度かそれより浅いのですが、るり沼だけは、最大深度
が約19mあります。そのため、深い水深が、複雑に色を吸収・反射し、神秘的な
色合いを生み出しているとのことです。
青沼と瑠璃沼に見られる、水底に繁茂するウカミカマゴケ(ミズゴケやスギゴケに
近いコケ類の一種)が、うっすらと見えます。他の植物が、敬遠するような酸性の
強い水でも生育できるとのことです。
青沼、るり沼、弁天沼は、細い河川でつながっています。小さな流れを見ることが
出来ました。
「弁天沼」に向かいましょう。
すぐに、弁天沼が見えてきました。
展望デッキから、弁天沼を眺めることが出来ます。
弁天沼は五色沼の中で、2番目に大きい沼です。
背景に、西吾妻山などの山々が見え、美しい風景を堪能できます。
きれいな風景に、癒されますねー・・・。
ここまで来ましたが、戻って、車で「裏磐梯ビジターセンター」に向かいましょう。
次回に続けます。