新潟県立植物園では、季節ごとにイベントを行っています。
熱帯ドームで、色々な熱帯の植物を見た後に展示会場にも立ち寄りました。
今回の展示は「アザレア」(2/28まで「アザレア展」を行っている。3/3~はチューリ
ップの予定。)
アザレアってツツジのこと?
でもなんでアザレアって言うのかな?海外ではツツジをアザレアって呼ぶのかな?と一
人なやんでいると…
あっ、説明の表示がありました。
『アザレアとは』
新潟県のヤマツツジをはじめ、各地に色々なツツジが自生していた。それらのツツジをもとに、明治時代に作出されたツツジの園芸品種が、海外の植物専門家の目に留まり、ヨーロッパに渡った。室内観賞用の鉢植えとして改良され、イギリスやベルギーで交配が行われた。
日本には明治時代中期に渡来し、「西洋ツツジ」「洋種ツツジ」と呼ばれた。
新潟県の花の生産者はいち早く明治時代末期に導入し、全国有数の規模で苗の生産が行われた。品種改良も盛んで数々の名品を世に送り出している。現在も全国の8割以上のアザレアを生産する日本一の産地。
なるほど、ツツジでもあながち間違いではないのだなと、一人で納得。
でもやっぱり、ツツジではなく「アザレア」だよね。と解ったような解らないような。
きれいな花だから、良しとしました。
展示場の中を歩いていると、違う花に目が留まりました。
「結桜」
清楚でありながら、存在感があり、和を感じさせる桜。
花びら1枚1枚がしっかりとしていて、和紙で作ったのかとさえ思わされます。
「結桜」は阿賀野市の山林で見つかった桜の品種で、ソメイヨシノの実生と考えられ、
花色は、咲きはじめは「白」で次第に「桃色」に変化するとのこと。
なんだかわからないけど、ロマンチックな感じ。
結桜という名前は、この桜を品種登録した鈴木大和園さんによってつけられ
「人と人の絆を結ぶ」という意味が込められているとのこと。
2015年に「結のまち阿賀野市さくらの会」の皆様が、瓢湖周辺に苗木150本が植えたとのこと。
是非、観に行きたいものです。
早く暖かくなって、色々なところを散歩できるといいな。