たのしみごと

日々のちょっとした出来事を書いてみました

Part 1 法華宗総本山 本成寺に行ってきました

 新潟県三条市にある、法華宗の総本山 本成寺

 子供が小さい時に訪れてから、行っていなかったので、訪れてみました。

 

 本成寺は、永仁5年(1297年)に、日印聖人によって開かれた法華総本山です。

 

 言い伝えによると、

 日印聖人が、遠く鎌倉から、白牛に経巻を載せて布教の旅に出て、この地に差し

 掛かった時に、牛がひざまずき、動かなくなり、加えて清水が湧き出し、やがて

 青蓮華が咲き始めたとのこと。日印聖人は、この奇瑞にこたえ、時の領主、山吉氏

 の助力を得て、一寺を建立し、「根本道場」と定められたと言われています。

 

 正面駐車場に車を停め、本成寺山門(山門・二重楼門)から入っていきます。

 

 見事な造りの門です。

 天明6年(1786年)に建立されたものです。

 江戸時代中期に建てられた新潟県内では最大級の楼門建築として、平成4年(1992)

 に新潟県指定有形文化財に指定されています。

 

 1階と2階の組物は、異なっています。

 

 (1階組物)

 

 (2階組物)

 

 門の中には「大持国天王」「大毘沙門天王」が鎮座されているのですが、暗くて

 良く見えませんでした。

 

 振り返ってみても、美しいです。

 

 三門から本堂に続く道の両脇に、塔頭(タッチュウ)と呼ばれる脇寺が、並んで

 います。塔頭とは、高僧の死後、弟子が遺徳を慕ってその寺のほとりに小房を設け

 て住んだもので、本成寺には、塔頭が十院あります。(要住院、本昭院、久成院、

 蓮如院、持経院、顕性院、一乗院、本高院、静明院、寿妙院)

 

 (寿妙院)

 

 (本照院)

 

 (顕性院)

 

 (久成院)

 

 (持経院)

 

 (静明院)

 

 このどれかのお寺で、行われた茶会に出たことがあるですが、どのお寺だった

 のか、中に入っていないので、解りませんでした。

 

 本堂前の門を潜って中に入るのですが、立て看板があります。

 今日は「祠堂大法要」が行われている日だったようです。

 

 中に入ると、沢山の提灯が、かけられていました。

 

 境内には、朱塗られた「鐘楼」や「多宝塔」があり、目を惹きます。


 本堂正面には、立派な香炉?も置いてあります。

 

 香炉後ろには、木の柱があり、縛ってある紐が、本堂内に続いていました。

 どういう意味なのか、調べてもわかりませんでした。(どなたかご存じですか?)

 

 本堂では、法要の真最中のようで、お経を読む声が、響いています。

 檀家や信徒の方々が、中にいるようですが、恐れ多くて、近づけませんでした。

 

 静かに、周りを散策しました。

 

 

 本堂は、美しく、荘厳な飾りが施されていました。

 

 本堂に向かって、左側には「客殿」もあります。

 同じく、法要のための飾り付けがしてありました。

 

 6000坪もある境内に、壮麗を極める建物が沢山あり、中々、先に進めません。

 周囲にも、見るべき場所が沢山ありますので、次回に続けます。