新発田市にある市島邸に行ってきました。
市島家は、江戸時代初期から続いてきた本県でも有数な大地主の一つです。
明治初期造営の600余坪を有する風格ある大邸宅、水池を配した8000余坪の広大な
回遊式庭園があります。
(表門)
表門からは入れないので、隣の「門番所」から入り、受付しました。
この日は、誰も訪れていなかったようで、ただ一人の入館者である私に、受付の
方は、丁寧に説明をしてくださいました。
受付を出たら、まず、右の道を通り、資料館に行ってくださいとのことでした。
資料館に向かう途中に、「前土蔵」があります。
この大甕は、市島家の大地主時代、使用人が50人以上いて、当時の大台所で水瓶
として使われていたそうです。
資料館が見えてきました。今では資料館になっていますが、もともとは、米蔵で、
米を3000俵も保管していたとのことです。米蔵は、ここだけでなく、この地域に
約20か所ほど所有していたとのことですので、大地主だったのでしょうね・・・。
資料館に入るとすぐに、市島邸の成り立ちの説明がありました。
色々な展示物があります。
(渋沢栄一書扁額)
(大隈重信夫妻)
市島家の歴史を感じさせる書などが、多く展示してありました。
資料館を後にして、お家の中に入っていきます。
回廊が続きます。
庭を見ながら、回廊を進みます。
美しい庭を見ながら、ひとり静かに歩いていると、まるで時が止まったように感じ
ます。
「水月庵」が見えてきました。
庭を見ながら、お茶を頂いたら、素敵でしょうね・・・。
水月庵へは、細い渡り廊下が配してあります。
渡り廊下を通り、回廊を進むと、母屋の玄関が見えてきます。
本来なら、ここが入り口なのでしょうね・・・。奥に、表門が見えます。
広いお屋敷なので、長くなりそうです。今回はここまで・・・。
次回に続きます。