弥彦神社のお参りを済ませて、もう少しお散歩です。
神社の脇に「万葉の道」と書かれた看板がありました。
神社からロープウェイ乗り場まで続く道です。昔は、ロープウェイを利用して山頂
まで行っていましたが、車を運転するようになってからは、ほとんど乗ったことが
ありません。なので、この道を歩くのも久しぶりです。
「万葉の道」という呼び名は、一体いつからついたのでしょう?
調べてみると、
『万葉集』には彌彦神社を詠んだ歌が二首収められていることにちなみ、万葉の歌
に詠まれている草木のうち、弥彦山に自生する七十八種を選び、拝殿脇から弥彦山
ロープウェイ山麓駅への沿道に植栽し、昭和五十七年(1982)に完成したそうです。
という事は、
前からその名前がついていたのに、認識できていなかったのですね・・・。
杉並木がずっと、続いています。
道の脇には雪が積もっています。
時々、陽が射すと、草木がきれいな表情を見せてくれます。
道の脇の水路には、弥彦山からの雪解け水が流れています。
所々、春を待ちわびた草花が、芽を出しています。
この道は、「新潟県森林浴の森百選」に選ばれているようです。
ゆるい坂道になっているので、ゆっくりと歩いているのですが、結構長く歩いて
いる感じがします。
正面に、建物が見えてきました。
神社からロープウェイ乗り場までは無料のシャトルバスが走っているので、その
停留場のようです。
ロープウェイ乗り場に到着です。
今の時期は、ロープウェイは運休しているので、誰もいません。
帰りは、「万葉の道」脇の林の中を歩いてみます。
雪がうっすら積もっていて、すべります。滑らないように注意して進みます。
弥彦山登山口の石柱が見えてきました。
山じまいは12月2日に行ったようですね・・・。
小学生の頃、雪の残る弥彦山に登って、友達が道から滑り落ちたことを思い
出しました(無事でしたが・・・)。低山とはいえ、弥彦山は細い道や急な坂も
あるので注意が必要な山道です。
見ていると、2人の方が、登山口から入っていきました。
気を付けてくださいね・・・。
私はそのまま神社に戻ります。
青空が見えてきました。
太古の昔をしのびながら、澄んだ空気の中を久しぶりに歩くことが出来ました。
気持ちの良いお散歩でした。
帰りに、さくら苑の様子でも見て帰りましょうか・・・。