十日町市の豪雪地、松之山の山中に、自然科学をテーマとした教育研究施設「森の
学校 キョロロ」があります。
全面が赤錆で覆われた外壁の施設です。松之山は冬になると、沢山の雪が降る場所
です。この施設は、冬、深い雪の下で潜水艦のごとく、重さ2000トンの荷重に
耐えられるように作られているそうです。
“キョロロ”という名は、十日町市松之山地域の田植えの季節に、南国から渡って
来て、営巣するアカショウビンという真っ赤なカワセミの「キョロロ・・・・・・」
という鳴き声にちなんで付けられた館のニックネームです。
(松之山ドットコムより)
周辺は、豊かな自然環境が残っており、里山の生き物たちの宝庫で、さまざまな
体験プログラムを実施しているそうです。
館の中を見学してきました。
入るとすぐに、カメがお出迎えです。
(クサガメ)
次いで、色々なヘビを展示していました。
実を言うと、ヘビなどの爬虫類や蝶々などは、得意ではないので、さっと見て廻り
ました。
(アオダイショウ:白変種)
ヘビは嫌いなのですが、見るだけなら、この子は、眼がクリッとして可愛かった
ので、写真を撮ることが出来ました。
木工コーナーや持ち込んだ食事を食べたりする休憩スペースがありました。
松之山の積雪の表示もありました。
2021年2月24日には、412㎝もの積雪があったようです。同じ新潟でも、すごい
違いですね・・・。
志賀夘助(しがうすけ)コレクションが展示してありました。
志賀夘助は、現十日町市で生まれ、1931年に志賀昆虫普及者を設立し、日本の
昆虫学普及に力を注いだ方で、既に亡くなっていますが、十日町市名誉市民に
なっている方です。
世界各国の色々な蝶が展示されていました。きれいだとは思いますが・・・。
ここもやはりさっと、見て廻りました。
十日町市博物館に展示している、国宝「火焔型土器」のレプリカ(?)が展示
されていました。
折角なので、展望台に登ってみることにしました。施設の方に、登って良いのか
お聞きしたところ、「200段以上あって、中は真っ暗なのですが、大丈夫ですか?」
と聞かれました。そんなに大変なのかな?たかが200段位でしょ・・・。などと思い、
「大丈夫です。」と、意気揚々と登りはじめました。
中は、真っ暗で、登ろうとすると、足元にライトがつきます。この階段自体が
「アート」なのですって・・・。暗くて何も見る物がないし、怖いので、結構な
スピード(自分の中では)で登りました。
上まで行くと、ほんの小さなスペースに、窓が一つあるだけでした。
暑いので、写真を1枚撮って、そそくさと退散しました。
降り終わった頃には、足ががくがくになっていました。200段位と侮るなかれ
でした・・・。(次の日には、筋肉痛になっていました・・・)
今回の展示は、私の苦手とするものが、多かったため、さっと見て廻った感じ
でした。10/17~10/21は冬用の展示交換で、お休みのようですが、次は何を
展示してくれるのでしょうね・・・。
キョロロ見学は終了です。