北方文化博物館の続きです。
長い廊下を進んで、大広間に向かいます。
大広間につくと、異様に寒いです。
よく見ると、戸がすべて外されていて、寒風が吹きこんでいます。
庭がよく見えるとは言え、寒すぎます。
外は、雪が降っています。
木々も寒そうです。
庭にある池は、凍っています。寒いはずですよね・・・。
大広間には、寄贈された絵画や陶器が展示されています。
良寛様の「五言詩 自白馬建基」が飾ってあります。
大広間から見る雪景色は、きれいなのですが、さすがに寒いので、早めに切り上げ
ました。
離れの茶室が見えます。茶室は閉まっていて、中を見ることはできませんでした。
昔、お茶会で、この茶室を使ったことはあるのですが、今はどうなっているので
しょうね・・・。
大広間にいて、足は冷たいし、寒くて仕方ないので、途中の休憩室で、しばし暖を
取ることにしました。畳の部屋で、囲炉裏には火がついていませんでしたが、
ストーブが置いてあったので、冷えた体を温めます。
このお部屋には、7代伊藤文吉とライト中尉の出会いの説明文がありました。
進駐軍の当初の計画では、伊藤家は集団住宅になる予定でしたが、7代伊藤文吉が、
ライト中尉のペンシルバニア大学の先輩であることがわかり、伊藤家を価値ある
文化遺産とマッカサー元帥に進言し、博物館として存在できることになったとの
ことです。
大分、体も温まりました。庭を見ると、雪もやみ、少し青空が見えています。
今がチャンスと、庭を見に行きました。
庭の散策は、次回に続きます。