金沢城公園から、そのまま脇の道を通って、「玉泉院丸庭園」に向かいます。
金沢旅行の続きです。
きれいな木道を、下っていきます。
遠くに、庭園が見えてきました。
道を下っていく途中に、「色紙短冊積石垣」があります。
色紙(方形)や短冊(縦長方形)状の石や、V字形の石樋が組み込まれた、金沢
城内で最も意匠的な石垣とのことです。V字形の石樋から落水する落差7mに及ぶ
石垣の滝だったようです。
石垣の下部を2mほど、埋めてしまったため、今は見ることができませんが、滝壺
もあったようです。
きれいに組んでありますね・・・。
どんどん下っていくと、庭園がだんだん良く見えてきます。
振り返ると、石垣が見えます。大分、高いところから、下りてきたようですね・・・。
「玉泉院丸庭園」は、2代藩主前田利長の正室の玉泉院がこの場所に屋敷を構えた
ことから、「玉泉院丸」と呼ばれるようになったとのこと。
庭園は明治期に廃絶されていましたが、平成20年から発掘調査を行い、平成27年3月
に完成したとのことです。池底から石垣最上部までの高低差が22mもある立体感に
富む庭園になっているのが特徴です。
すごいですねー・・・。
池に近づくと、岸に船のようなものが、着けてありました。
この船で、池を回れたら、素敵でしょうね・・・。実際使っているかは、解りません
でした。
井戸がありました。立札もあるから何か謂れがあるものでしょうね・・・。
この場所には、江戸時代前期から井戸があったようで、この井戸は、江戸時代の
井戸を保存し、城内に仮置きされていた戸室石製の井戸枠が置かれているとのこと
でした。
池のほとりには、「玉泉庵」があります。お茶会が開かれていたようですが、1時間
半待たないといけないとのことで、断念しました。
「鼠多門」「鼠多門橋」に向かいましょう。
新しく建て直した「鼠多門」の内部は、きれいでした。
ここからさらに少し歩くと、「尾山神社」に行くことができます。
次回は「尾山神社」に続きます。