たのしみごと

日々のちょっとした出来事を書いてみました

彌彦神社の大々神楽を観に行ってきました

 御創建から二千四百年以上の歴史を有し、遠い万葉の昔から、名神大社 越後一宮 

 国幣中社として、朝廷や民から篤い信仰を受けてきた彌彦神社

 

 よく訪れる彌彦神社ですが、「大々神楽」を今まで見たことがなかったので、4/18

 に行われるとのことで、訪れてみました。

 

 いつもの様に、駐車場に車を停め、東参道から、入っていきます。

 

 既に桜は、散っています。

 道や植木の間には、散った桜の花が、絨毯の様に積もっていました。

 

 参道脇の木々も、すっかり新緑に染まっています。

  

 「二の鳥居」に向かいます。

 

 手水舎の前を通って、二の鳥居へ

 手をつないで歩く高齢のご夫婦?親子?の姿も、微笑ましい・・・。

 

 鳥居をくぐると、案内の看板がすぐ見えました。

 舞殿で行われる「大々神楽」は、新潟県に古くから伝わる舞楽のなかでも代表的な

 ひとつにあげられ、昭和53年5月22日に国重要無形民俗文化財に指定されていま

 す。

 

 

 「参集殿」が、本日は「舞殿楽舎」になっていました。

 この建物は、舞殿を正面から見ることが出来るので、多くの方が、この建物に入っ

 ているようです。入場は無料です。

 

 中に入らず、そのまま広場に進みました。

 舞殿と楽舎が、橋掛かりで連結され一体となった造りです。

 

 10:00~14:30(中に休憩をはさみ)5時間位にわたり、大々神楽の全13曲(7曲の

 稚児舞と6曲の大人舞)が演じられます。

 5時間も観ていられないだろうな思い、お昼少し前に訪れたのですが、既に、午前

 の演目は、概ね終わっていましたが、「安摩(あま)」という神楽から観ることが

 出来ました。(楽舎の壁に演目が張り出されます)

 

 

 なかなか、うまく撮影できる場所が決まりませんねー・・・。

 カメラマンが、陣取っている場所から、撮った方が良いのでしょうか?・・・。

 と、言うことで、急遽、移動をしました。すぐの位置なのですが、そこに行くため

 には、ぐるっと回らなければたどり着けないので、大急ぎで移動しました。

 

 「摂社・末社」の前を通って、突き当りの場所はどうでしょう?

 

 木が邪魔して見えないー・・・。

 

 またしても移動・・・。

 写真左側の塀の上が良いようで、ここに陣取ることにしようと思っていたら「午前

 の部」が終了してしまいました。(な、情けない・・・)

 

 「午後の部」開始まで、1時間近くあります。

 ここまで来て、まだ満足に見れていないので、神社参拝や周りをぶらぶらして、

 時間を潰すことにしました。

 

 「妻戸大神例祭」が本日、執り行われていました。

 4月18日は、伊夜日子大神様の妃神(ひめかみ)妻戸大神(熟穂屋姫命:うましほ

 やひめのみこと)のご命日にあたり、特殊神饌の大御膳(おおごぜん)を献じて

 讃え祀る祭典が執り行われたようです。その後に、感謝と祈りを捧げるため、大々

 神楽を奉奏するとのこと。今日の大々神楽にはそのような意味があったのですね。

 年に1回、この日だけ、大々神楽の全13曲が奉奏されます。

 

 周りを散策し、門前の茶店で、おでんを頂いて、戻りました。

 撮影場所も確保しました。

 

 午後は、稚児舞が多かったです。

 

(かん珠) 

 

(抜頭)

 

 稚児舞もかわいらしいのですが、大人舞の方が見応えがあったかな?・・・。

 

(大納蘇利 )

 

(泰平楽)

 

 周りの方の話を聞くと、午前の部の「陵王」や「地球楽」も良かったとのこと。

                             (やひ恋より借用)

 初めて観た「大々神楽」。非日常的な雰囲気を堪能することが出来ました。

 次回は、最初から、観たいと思います。