春になると、雪割草やカタクリの次に見に行くのは、水芭蕉です。
今年も、五泉市菅出にある、ふれあい自然の里の水芭蕉公園に行ってきました。
(3.28撮影)
3.24が満開とのことでしたが、4日遅れで行ってみました。
水芭蕉は、サトイモ科の植物で、雪解けとともに、真っ白い芭(ほう)に包まれた
大型の花を出して、湿地帯一面に群がって咲く多年草です。茎は地中深く潜り表面
に出てくることはありません。
新潟県でもこれだけ群生するところは珍しいので、毎年訪れています。
平日でしたが、最後の水芭蕉を見るために、多くの方々が訪れていました。
満開を過ぎていたため、花より、葉っぱが目立ちます。
所々、花が多めの場所もあって、楽しんで歩くことができました。
陽を浴びた水芭蕉は、きれいです。
木道が整備されているので、すぐそばで、水芭蕉を見ることができます。
奥の方に進むと、花が多くなってきました。
きれいに咲いている花を探して、撮影しました。
花と言っていますが、白いのは花ではなく仏炎苞(棒状の花を包み込む苞を仏像の
背景にある炎形の飾りに見立てたもの)で、葉が変形したものです。
アップで見ると、花の中心に棒状の花軸があり、この上に、薄緑の小さな花が密集
しています。
虫も蜜を吸っているのでしょうか?・・・。
水が多い場所もあって、水に映る水芭蕉もきれいです。
同じような写真になってしまいましたが、今年も水芭蕉を見れて楽しかったです。