たのしみごと

日々のちょっとした出来事を書いてみました

Part 2 月不見の池に行ってきました

 月不見の池の周囲を散策します。

 1周500mで15分位で回れるようです。

 

 

 月不見の池の成り立ちをみると、

 350万年程前に、海底にたまった柔らかい地層の上に、海底火山から噴き出した

 硬くてゴツゴツした岩石が溜りました。そして200万年ほど前に、海底が持ち

 上がって山になり、柔らかい地層の上に乗った岩石が、不安定になって、巨大な

 地滑りを起こしたため、巨岩は壊れながら、滑り落ちてきました。池は、巨岩の

 隙間を雨水や湧水が大地にしみ込んで、流れ下ってきた水でできています。

 季節によって、池の水位は変わるとのことです。

 

 

 手を入れすぎていない道が、お散歩心をくすぐります。ワクワク・・・。

 

 道の脇には、太古の昔に、転がり落ちてきたであろう岩が、あちこちに見られます。

 

 

 岩の上には、シダや木が生えています。

 

 

 岩の間の階段を登っていきます。圧迫感があって、ちょっと怖いです。

 

 

 時々、平坦な場所もありますが、それでも周りは岩だらけです。

 


 写真では、解りにくいかもしれませんが、とにかく岩が大きいです。これが

 転がったら、ひとたまりもないなーと、びくびくしながら進みます。

 

 

 時々、岩の中に、休憩所らしきものがありますが、ここでは、心穏やかに、休め

 ませんよね・・・。

 

 

 「小立岩展望台」の表示がありましたので、行ってみます。

 

 

 道らしい道はなく、よじ登っていくというのが、正しいでしょうか?

 

 

 ここが展望台???。狭い場所に岩があるだけです。足元も不安定で、カメラを

 構えると、滑り落ちそうな感じがします。

 

 

 ここから見る景色は、きれいでした。

 

 

 展望台を後にして、進みます。

 

 

 藤棚が見えたので、ちょっと寄り道します。

 

 

 藤の木は見えるのですが、花は咲いていませんでした。苔が垂れ下がるように、

 びっしりついています。

 

 

 藤棚の奥は、草が、ボーボーに生えています。

 

 

 池のほとりに近づいてみます。

 

 

 最初に見た、弁財天も見えます。

 

 

 ベンチもお役目終了ですね・・・。

 

 

 岩から、垂れ下がっている木の根が、長い時を刻んでいます。

 

 

 岩の間を水が流れています。

 

 

 岩に、変わったものがありました。

 

 

 昔、この周辺の人々は、岩の間を流れる水を、生活用水として、利用していた

 ようなので、その名残でしょうか・・・。

 

 さあ、帰りましょう。

 

 新潟県森林浴の森百選にも選ばれている、木立を抜けて帰ります。

 

 

 澄んだ空気を吸い、長い時間の流れに想いをよせながらのお散歩になりました。

 とっても気持ちよかったです。

 

 一見の価値がありますので、是非訪れてみてください。