たのしみごと

日々のちょっとした出来事を書いてみました

イヨボヤ会館に行ってきました②

 鮭の町、村上にあるイヨボヤ会館の続きです。

 

 B1階、1階を見て、2階へ向かいます。

 2階は「村上の鮭の歴史と文化を学ぶ」ことができます。

 

 何やら、藁?のようなものでできた小屋があります。

 

 

 「鮭川の番小屋」とありました。

  この番小屋は鮭の漁期中、種川で密漁や設備の破壊を監視するために建てられた

 もので、大正時代には十数か所あったといわれています。構造は、丸太で骨を組み

 外部をワラで葺いた簡単なもので、内部は畳2~3畳の広さ。各番小屋には2人の

 番人が昼夜詰めきりで番をしていたとのことです。

 

 次いで見つけたのは、おいしそうな料理の数々・・・。

 

 

 村上では、サケを鼻の先から中骨まで1匹まるごと食べつくすと言われ、一年を通し

 ておいしく食べられる百種類以上の鮭料理を生み出し、それぞれの家庭で、それぞれ

 の自慢の味が親から子へ、子から孫へと守り伝えられているそうです。

 

 新潟に住んでいますが、見たことのない料理が沢山ありました。

 

 「村上木彫堆朱」もありました。

 村上木彫堆朱は、国の伝統工芸品や新潟の無形文化財に指定されているようです。

 

 

 村上の昔の人々の暮らしを再現したコーナーもあります。

 (山仕事の道具や山着)

 

 (サケ漁の道具)

 

 サケの皮を使った製品も展示されていました。

 

 

 ブレザーは、どんな着心地なのでしょうね・・・。

 富山県にも、「フィッシュレザー」といって、鮭だけではなく、色々な魚の皮を

 加工して、製品を作っているところのあるようですが・・・。無駄にしない精神は、

 素敵ですね。

 

 サケの缶詰のパッケージも展示してありました。おまけにカニ缶も・・・。

 

 

 ついでに、3階の展望デッキに上がって、風景も見てきました。

 

 

 遠くに、三面川(種川)が見えます。地下道を通って、あの付近まで行ったのです

 ね・・・。結構距離があったのですね・・・。

 

 色々見て回ったので、戻りましょう。

 

 入り口近くに、吉永小百合さんのJR東日本のポスターがありました。

 (きれいに撮れなくてすみません)

 

 

 寛永3年から続くサケ加工品の老舗「千年鮭 きっかわ」の前で撮った写真ですね。

 

 余談ですが、

 きっかわの店内に入ると、奥に、天井から何百匹もの鮭がぶら下がっていて、見ごた

 えがあります。一度、訪れてみるのも良いと思います。

 

                               (2018に撮影)

 色々、村上の鮭について、学べて、楽しく見て回ることができました。

 

 本当なら、隣にある「サーモンハウス」の「はらこ茶屋」でいくら丼や鮭いくら丼を

 食べたかったのですが、残念ながら、2023年11月で閉店してしまったようで

 す。残念です。おいしかったのになー・・・。

 

 

 イヨボヤ会館の見学は終了です。