弥彦公園は、大正7年(1918年)、越後鐵道常務の久須美東馬氏が私財を投じて
造成。面積は約16万m² と広く、自然の地形を活かし、滝や渓流、トンネル、
高台等が造られています。
新緑とつつじが美しい、弥彦公園散歩の続きです。
トンネルに向かいましょう。
トンネルは馬蹄形アーチ断面の歩行者用で、総延長55m、幅員3.1mです。
坑門はアーチ周縁や壁柱、笠石は花崗岩で造られ、壁面は煉瓦で化粧されて
います。坑門脇の岩石は、わざわざ富士山から溶岩を運んできて、築かれて
いるとのことです。
このトンネルは「造営時の気風を伝える象徴的な公園施設」として、平成23年
(2011年)7月25日に国の登録有形文化財(建造物)に登録、告示されています。
浅尾池側の入り口脇には、「鬼の歯型」と呼ばれる石がありますが、これは、
伐り出す際の楔(くさび)の穴が、歯型のように見えることからつけられたよう
です。(説明すると、ロマンがないなー・・・)
入っていきましょう。
振り返ってみても、同じ造形ですね。
もみじ谷を歩きましょう。
秋の頃は、この辺一帯が、赤く染まっているのですが、今の時期は、鮮やかな
緑色に染まっていますねー・・・。
道の脇にも、つつじが咲いています。
「観月橋」からの景色は、いつ見てもきれいです。
弥彦山も、すっかり緑色です。
橋の下の道を歩いて行きます。
下から見上げる観月橋の赤色が、緑と相まってきれいです。
どこを歩いても、どこを見ても、新緑が素晴らしい・・・。
時々、見つける花が、うれしいです。
逆さ紅葉スポットの池が見えてきました。
池の水面も緑色に染まっています。
最後に真っ赤なつつじを見て、お散歩は終了です。
新緑の中のお散歩は、とても気持ちが良かったです。
おまけ:
弥彦駅前の藤棚の藤もきれいに咲いていましたよー・・・。
長い間、お付き合い頂きましてありがとうございました。