新潟県には、オオハクチョウとコハクチョウの2種類が飛来します。
中でも、新潟市はコハクチョウの越冬数が全国の市町村の中で、1番多いとのこと。
佐潟や瓢湖など、ハクチョウの飛来地で有名なところは多くありますが、上堰潟に
もハクチョウが飛来して、10月~3月くらいまで、見ることが出来ます。
上堰潟は、餌やりが禁止な場所のため、日中は近くの田んぼに出かけて、落穂や二番
穂を食べに、ハクチョウたちはお出かけしています。
暗くなりすぎると、写真が取れないし、早すぎるとまだ帰ってきていないし、中々
うまくタイミングが合わないのですが、日が暮れる前の16時頃に、ダメもとで出か
けてみました。
池に近い場所に車を停め、公園に入っていきます。
日が傾きかけていて、やや暗くなりかけです。
ハクチョウさん、戻ってきましたか?・・・。
池の中央には、木道があるのですが、現在は、渡ることが出来ません。
木道近くに、小島があります。
見ると、カモやハクチョウが、少しいました。良かった・・・。
人が近づけないから、安心して休んでいるのですね。
池のほとりで休んでいたカモは、近づくと、一斉に池の中央に逃げていきます。
脅かしてごめんなさいね。でも、そんなに一斉にいなくならなくても・・・。
池に張り出した木や鉄の柵の上には、カモが集まってお休み中です。
まるまるして、かわいらしいです。
遠くから、ハクチョウの声が聞こえてきました。
空を見ると、ハクチョウの群れが、帰ってきましたー・・・。やったー・・・。
何とか撮影できました。私のカメラでは、これが精一杯かな。
その後、池に着水。お疲れさまでした。
その後も、続々と帰ってきました。
ハクチョウさんは、とっても仲良しで、オスとメスが一度カップルになると、生涯
一緒にいるとのこと。すごいですねー・・・。
春にシベリアに向けて出発し、そこで子育てをするとのこと。夏に生まれたハク
チョウは、数か月で、大人のハクチョウと同じ大きさになり、秋にまた新潟に戻っ
てくるとのことです。4000㎞もの距離を頑張って飛んでくるのですね。
陽は山に隠れてしまったので、すぐに暗くなってしまいます。
東の方向の山々は、夕焼けでオレンジ色になっています。きれいですねー。
どんどん暗くなってきました。
空には、月も明るく見え始めました。
ハクチョウを見ることが出来たので、帰りましょう。