新潟市の市街地中心部にある白山公園。
良く知ってはいましたが、しっかりと訪れたことがなかったので、散歩がてら訪れて
みました。(2.29撮影)
駐車場に車を停め(有料)、「獅子山口」から入っていきます。
白山公園は、新潟総鎮守白山神社に隣接し、元々は白山神社の境内地でしたが、明治
5年(1872)に県令(県知事)として着任した楠本正隆により造営され、明治6年
(1873)に、国内最初の都市公園の一つとして認可されました。その後空間構成を
大きく変えることなく、現在まで維持されています。日本公園史における学術上の
価値、鑑賞上の価値が高いことから、平成30年10月に国の名勝に指定されています。
(公園内にある楠木正隆像)
歩き始めると、すぐに「西池」が見えます。遠めなので、後でよく見ましょう。
公園のあちこちには、ベンチがあって、お昼前に訪れたのですが、会社員らしき人達
が、食事をしたり、休憩している姿が見られました。市内中心部なので、職場が近い
人達には、安らぎの場所ですねー・・・。
(美由岐賀岡:みゆきがおか)
「美由岐賀岡」は、明治11年(1878)に明治天皇の新潟巡幸に合わせて造られた築山
になっています。この築山を造るために、土を掘った所が「瓢箪池」となったとの
ことです。築山からは池に向かって水が流れ落ちていました。
藤が絡まる(今は藤が咲いていないのでわかりにくいですが・・・)橋を中心に、左右
の池で瓢箪池を成しているのですが、上空から見ない限り、瓢箪の形をしているのは
わからないですね・・・。
公園内には、年月を経た灯篭や、謂れがあるであろう碑も、沢山ありましたが、字も
読めなくなっていたりして、眺めるだけにしました。
木々も老木が、多く見受けられます。
藤の木は、これで本当に花が咲くのかなと思うような木が多かったです。
実際は、藤が美しく咲き、見事なようです。見てみたいですねー・・・。
(白山神社HPより)
梅林が見えてきました。
後ろの建物が、ちょっと気になりますが・・・。
市制施行100周年を記念して、40本植えられたようです。
白、薄いピンクや濃いピンクの梅があります。まだ咲いていない木もありました。
少し早かったかもしれませんが、咲いている木はきれいですねー・・・。
散歩は続きますが、長くなりそうなので、次回に続けます。