たのしみごと

日々のちょっとした出来事を書いてみました

じゅんさい池に行ってきました

 天気の悪い日が続き、家に籠りがちなため、お散歩しようと思い、新潟市東区松園に

 ある「じゅんさい池公園」に行ってみました。初めて訪れる場所です。

 

 駐車場に車を停め、池に降りていきます。

 

 

 「じゅんさい池」は、物見山砂丘と呼ばれてきた砂丘地の中に自然に形成された

 砂丘湖で、「東池」と「西池」の2つの池からなります。水草ジュンサイが繁茂

 していたことから、「じゅんさい池」の名がつけられました。じゅんさい池とその

 周辺緑地は「じゅんさい池公園」として整備されています。

 

 

 こちらは「東池」です。

 時期になると、水面を、スイレンが覆いつくすとのこと。

 今の時期は、水面を覆うものがなく、そのおかげで、水鏡のようになっていました。

 

 池の周りの道は、砂地のため、歩きにくいです。さすが砂丘湖ですね・・・。

 

 

 上りの道があったので、行ってみました。

 

 少し上がると、神社の鳥居が見えてきました。

 

 豊武稲荷神社とありました。

 

 ちょっと廻り込んだだけで、すぐに住宅街にでます。

 

 違う坂も歩いてみましたが、やはり住宅街に出ます。

 

 本当に、住宅街の中の公園なのですね・・・。家からすぐの場所に、自然豊かな場所が

 あるって、とてもいいですねー・・・。お散歩している人もいらっしゃいました。

 

 池に戻ります。

 

 池に沿って歩いて行くと、きれいな水が、流れている場所がありました。

 「ホタルの里」と呼ばれている場所です。

 ホタルの里は、東池に接するごく緩い傾斜地を利用して作られています。ここで

 見られるホタルは自然のものではなく、人工飼育されたゲンジボタルの幼虫を、

 毎年園内の流れに放流し、それがやがて成虫となって、6月下旬から7月下旬ころ、

 宵闇を舞っていました。しかし、近郊での餌の確保や飼育を担う人材の確保が難し

 くなり、令和4年度をもって終了されてしまいました。

 

 ホタルを見れなくなって残念ですねー・・・。

 

 小さな丸木橋を渡り、「西池」に向かいます。

 

 木々が立ち並ぶ道を歩いて行きます。木々が葉をつけたら、きれいでしょうね。

 葉のない木々も素敵ですけど・・・。

 

 池に向かう途中には、広場があり、東屋もありました。

 

 この辺りの木は、松が多いのですが、枯れた葉を残した木もあり、青空に美しく

 映えています。


 「西池」に到着です。

 「西池」は、時期になると、ジュンサイが水面を覆います。

 若芽が食用になるジュンサイは、1975年ころまで、河渡地区の特産品として採集

 されていましたが、宅地化の進行などによって、池の水が枯渇したため、1980年

 から、工業用水が導入されています。池の枯渇とともに、ジュンサイも絶滅しま

 したが、現在のジュンサイは、1984年に旧笹神村(阿賀野市)から移植されたもの

 が育っています。

 

 池のほとりには東屋もあり、鳥の鳴き声がよく聞こえました。

 

 鳥の姿が、見られるのですが、撮れたのはこの1羽だけでした。すばしっこいし、

 私の腕の未熟なため、残念でした。

 

 東池と違って、西池には水鳥もいました。

 

 帰りの駐車場の近くに、桜の木が植えてありました。

 このしだれ桜は、桜博士と言われる京都の佐野藤衛門氏が丹精込めて育てた「祇園

 しだれ」の血筋を引く銘木で、初代の孫にあたるとのこと。4月上旬から中旬が

 見頃とのことでした。

 

 スイレンジュンサイ、しだれ桜も見れるとは・・・。また良いお散歩コースを

 みつけました。次回訪れる楽しみが出来ました。

 

 長い間お付き合いいただきまして、ありがとうございます。