桜を観に訪れた日帰り旅の続きです。
正面に「懐古神社」、左手に「本丸跡」があります。
題額を勝海舟が書いたとされる「懐古園の碑」も建っていました。
鳥居をくぐり、参道脇には「手水舎」、正面には「懐古神社」が見えてきます。
小諸城は明治4年(1871年)の廃藩置県で廃城となり、明治政府が民間に払い下げ
ることになり、小諸城が荒廃していく様を憂いた小諸藩の元藩士らが資金を集め、
小諸城三之門より城内を買い、本丸跡に祀ったのが懐古神社とのことです。
天満宮(菅原道真公・天神様)と、火魂社(火之加具土命・荒神様)及び、歴代
の小諸藩主の霊が合祀されています。
天満宮らしく、「学業成就・合格祈願」の絵馬が、沢山奉納されていました。
神社の向かって左側には、「鏡石」が置いてあり、武田信玄の軍師・山本勘助が
小諸城築城時に、朝夕この鏡石に自分の顔を映して内省したといわれています。
朝夕、鏡を見るって、山本勘助という人は、お洒落さん?ナルシスト?と思わず
にいられないですけどねー・・・。
神社の脇を通って、「天守台跡」に向かいます。
広さは、さほど広くはありませんが、城跡の石垣が6m位の高さに石を積んで
あるのに比べ、さらに一段高く、ひとまわり大きな野面石積みとなっているとの
こと。
500年前の城壁の上に立っていることを考えると、身が引き締まる思いがします。
(ただ単に、高所恐怖症のせい?・・・)
高い位置なので、眺望がよく、桜の並木や園内の桜が一望出来て、きれいです。
しばらく魅入っていました。
天守台跡から続く、石垣の上を歩いて行きます。幅が狭いし、手すりがないので、
ちょっと怖いですが・・・。
そのまま道なりに、「馬場跡」に向かいます。
馬場跡には、沢山の桜が植えられていてとてもきれいです。
天守台から見てもきれいでしたが、近くで見てもきれいです。
色々な種類の桜が咲いているので、長く桜を楽しめる場所です。
もう少し観て回りましょう。
あと1回続けます。