たのしみごと

日々のちょっとした出来事を書いてみました

夜の藤を観に行ってきました

 新潟県で、藤が有名な「北方文化博物館」。

 いつもは日中に訪れるのですが、一度はライトアップされた藤を観てみたいと

 言うことで、ライトアップの時間に合わせて、訪れてみました。

 

 ライトアップは、4/27~5/6まで行われていました。(5/2撮影)

 

 藤の見頃が、GW中ということもあって、日中は混むだろうと思っていましたが、

 夜の時間なら、少しは良いかなと思っていました。

 

 しかし、甘かった・・・。17:30からの開館に合わせて訪れたのですが、既に駐車場

 は、満車状態でした。

 薄暗くなった中、「西門」から入ります。

 

 「中門」にある受付で入館料200円を支払って入ります。

 この時点で行列が・・・。奥にも沢山の人が見えます。

 

 「集古館」の脇の道を左に入ると、ここにも、藤棚があります。

 私も、去年初めて、気づいたのですが、ここも結構きれいなんですよ・・・。

 まだ知らない人もいるようですが・・・。

 

 藤の花は、花を開きながら房を下へと伸ばし、長い物で1m近くになるそうですが、

 まだ満開ではないようでした。

 

 これはこれで、とてもきれいなのですが、満開でないためか、あまり香りはしま

 せんでした。

 

 「大藤棚」の方に行きましょう。

 この時点ですっかり暗くなっていました。

 

 やはりまだ、満開ではないようでしたが、藤の上品で、甘い香りが立ち込めて

 います。

 

 この大藤は、樹齢150年、幹まわり1m60cm以上、幾重にも樹が束ねられたように

 見えますが、一本の木で、80畳以上に広がる大藤が中庭を埋めつくしています。

 

 

 当たるライトの色で、色々な色に藤が見えました。

 

 ライトアップされて、浮き上がる姿はとても美しく、幻想的な雰囲気が感じられ

 ます。

 

 暗い夜空に、薄紫に映し出される藤の花は、とてもきれいです。

 しばし魅入ってしまいました。

 

 

 日中観る藤もきれいですが、夜もまた違った趣がして、楽しむことが出来ました。

 

 帰る頃には、すっかり暗くなっていましたが、楽しいひと時を過ごすことが出来

 ました。

 

 夜の藤の鑑賞は、素敵な体験ができると思いますので、来年、是非訪れてみては

 いかがでしょうか。

 

 余談ですが、

 藤の花は人気アニメ「鬼滅の刃」で「鬼が忌避する花」として多く登場します。

 また、北方文化博物館には「鬼滅の刃」に登場する「産屋敷邸」や「蝶屋敷」

 に酷似していると話題の場所もあります。今更になりますが、探しに訪れるのも

 楽しいと思います。