御鹿池の散策を終えた後、折角ここまで来たのだからと、「野尻湖」に行ってみる
ことにしました。
「黒姫高原」や「御鹿池」には、時々訪れていますが、野尻湖に来るのは、子供が
小さい時以来になります。
野尻湖は、新潟県との県境に近い、長野県信濃町の標高654mの高原に位置する湖
で、湖の形が芙蓉の花の形に似ていることから、別名「芙蓉湖」とも呼ばれます。
湖底からはナウマンゾウの化石が出土し、湖畔にはナウマンゾウの化石の展示と
(SKYチケットHPより)
遊覧船に乗りたかったのですが、着いた時にちょうど、出港して行ったので、1時間
は待てず、今回は断念しました。はくちょう号に乗るという手もあったのですが、
いい年の大人が、2人で漕いでいても、絵にならないし、帰りの車の運転も考えて、
やめておきました。
お腹が空いたので、お昼ご飯を食べることにしました。
昔来た時には、沢山、食事をする所があったと思うのですが、ほとんどのお店が
閉店していました。
なので、湖畔にあった「Funagoya 舟小屋」と言うお店に入ることにしました。
14:00ちょっと前だったので、メニューは、ランチセットのみ。
メインのみ、選ぶことが出来ました。
私は「ラザニア」、夫は「アマトリチャーナ」を選びました。
美味しかったのですが、途中で、飽きてしまい、夫に食べてもらいました。
ラザニア大好きなのですが・・・。
食後は、湖畔を散策します。
来た時に、沢山停まっていた「はくちょう号」が、一台もいなくなっていました。
みんな頑張って、出動していました。
食事をした「舟小屋」を、別の角度から見ます。
池の周りの山々の紅葉は、見頃より、少し早かった感じですね。
でも、周りの紅葉と湖の色のコントラストは、美しかったです。
対岸に、赤い鳥居が見えます。
地続きの小高い山のように見えますが、「琵琶島」と言う浮島です。
楽器の琵琶の形に似ていることから「琵琶島」と名前が付いたようですが、この島
には、「宇賀神社」という神社があり、弁天様を祀っていることから、「弁天島」
ともよばれています。
見ていると、遊覧船が、回り込んで、停泊しました。やはり、地続きではなく、島
なのでしょう。
遊覧船から、沢山の人たちが、降りています。「宇賀神社」に参拝しに行ったので
しょうね。
「はくちょう号」の人たちも、接岸して、お参りに行ったようです。
あそこまで、漕いで行くとは、すごいですね・・・。
少し歩きましょう。
昔、遊覧船に乗って湖めぐりをした時、この山には、外国人の方の別荘が、沢山ある
ということを、聞いたことがあります。拡大してみると、確かに沢山の家が、建って
います。
調べてみると、
大正時代に、宣教師のダニエル・ノルマンが、有名になり過ぎた軽井沢を離れ、
故郷のカナダに似た、山と森に囲まれた野尻湖の存在を知り、湖の南西一帯を
外国人の為の避暑の場として、別荘を拓いたのが始まりと言われ、現在の国際村
に至っているとのこと。1921年には、会員制のボランティア団体「野尻湖協会」
が設立され、ひとつの山丸ごとが私有地となっていて、厳正な協会制度のもとで
共同で村の運営・管理が行われているとのことでした。
一度、訪れてみたいと思いましたが、私有地なら難しいのかな?・・・。
桟橋が見えてきたので、行ってみましょう。
桟橋脇には、変わった船が係留されていました。
ワカサギ釣りの船でしょうか?・・・。
奥にもう一台、丸い形の船が見えます。
小型クルーズ船「ツインビー」とのことです。冬季間は、ワカサギ船として運航する
そうです。かっこいいですね・・・。
こちら側の景色は、時々、陽が陰ると、湖面がキラキラして、違った雰囲気を見る
ことが出来ました。
さあ、帰りましょう。
久しぶりに訪れた、野尻湖ですが、天気が良く、湖もきれいで、ゆっくりと景色を
眺めながら、歩くことが出来ました。
とても気持ち良く過ごせました。
また訪れてみたいと思います。