石川県小松市にある加賀伝統工芸村「ゆのくにの森」は、13万坪の広大な丘陵地
に、江戸・明治時代の豪壮な古民家を移築した伝統工芸テーマパークです。
移築保存されているのは、加賀・福井地区に現存していた築100年以上の貴重な
茅葺き民家。外観はもちろん、天張りや囲炉裏、太い木材を使った梁や柱など、
内部の構造もじっくり見学できます。

古民家やそれが建つ場所の雰囲気が好きなので、訪れてみました。

園内に入ると、まず目に入ってくるのは「伝統美術の館」です。

茅葺屋根が素敵です。
入り口も、蔵の扉の様な面白い造り・・・。一瞬入るのを躊躇しましたが、そろそろ
と扉を開けて、中に入っていきます。

中は広くてきれいです。


昔の古民家の造りを残しつつ、美しく整備されています。

窓枠に真っ赤な風車が可愛らしいです。インスタ映えを意識していますか?


ハート形の明かり取りの窓も、可愛らしいです。
窓から見える木々が、真っ赤に紅葉していたら素晴らしいでしょうねー・・・。
レトロな電話もありました。
「やさしくあつかってください」と書いてあるので、使える電話なのでしょうか?

ここには、九谷焼の陶器などが沢山展示されていました。
購入できるものも売っていました。




江戸時代の古九谷が沢山展示されています。

家にも沢山の九谷焼の食器がありますが、ほとんど使用していません。多分旅行
好きだった義父母が、お土産に買い求めた物でしょう。なので、今回は購入しま
せんでした。(これ以上増えてもねー・・・)
伝統美術の館を出て、園内を歩きます。

伝統美術の館の裏には、小さいですが美しい庭がありました。


紅葉も始まっていました。

道の脇には水路があり、きれいな水が流れています。

無造作に置かれている鉢のようなものは、「匣鉢(こうばち)」と呼ばれる窯道具
の一つで、陶磁器を焼くときに素地を火災その他から守るために用いられた耐火
性の容器とのことでした。苔むしていて、風景の一部と化していましたが・・・。
次に見学したのは「友禅の館」です。

入り口前の水の流れている場所に、友禅流しを再現して、反物を水に晒していま
した。

館の前には「森のテラス」と呼ばれる休憩スペースがあります。
ここに座って過ごすのは、気持ちよさそうですね。

「花嫁のれん」が飾ってありました。

花嫁のれんとは、幕末から明治時代にかけて、加賀藩の領地内であった能登・
加賀・越中で始まった婚礼の風習の一つで、嫁入りの時に嫁ぎ先の仏間に掛けら
れ、花嫁がくぐるのれんのことです。今もこの風習は続いているのでしょうか?
ショップには色々な小物が売られていました。

さっと見て次へ。
色々な建物が建っています。

園内には、輪島塗や加賀友禅、九谷焼、金箔などの展示販売を行う館があり、
伝統工芸の製造工程や歴史が学べるほか、50種類以上の工芸体験ができるよう
です。
坂を少し登ると、お菓子処や九谷焼など、色々なお店が立ち並んでいます。
その通りは、空一面をカラフルな傘で彩る「アンブレラスカイ」になっていま
した。



このまま奥に進めば、色々な施設や体験館もあったのですが、時間がなかったので
今回はここで終了しました。
戻る途中に、気になっていた茶の湯の館「方丈庵」に立ち寄り、お抹茶とぜんざい
を頂きました。


私的には、ぜんざいがもう少し甘くても良かったかな?
ここに来る前に、那谷寺門前の茶店で、「那谷寺そば」を頂いてきたばかりだった
ので、大きなお餅はちょっときつかったかな?・・・。
時間がなくて、ゆのくにの森はさっと見て廻っただけだったので、次回来る時は
時間に余裕をもって、もっと色々なお店や工芸体験などもしてみようと思います。