洋らん展を観たので、次は常設の「熱帯植物ドーム」に行きます。
いつも訪れる場所なので、今回は、気になる植物を中心に、観て回りました。
洞窟のような入り口を通って、中に入ります。
天井はガラス張り?なので、陽の光が差し込んでいて明るいです。入るとすぐ、
外気温とは違う、むっとした様な空気が感じられます。
まず目についたのが「高山性のウツボカズラでエドワードシアナ」。
ボルネオ島キナバル山とタンボユコン山の標高1500~2700mにのみ分布し、絶滅
危惧Ⅱ類に指定されているものです。
本来は赤いようなのですが、枯れかけているのでしょうか。茶色で、ぎざぎざの縁
が、シックな雰囲気を醸し出しています。
面白い植物を発見しました。
たこの吸盤のように見えます。
(フィロデンドロン・クカッパラ)でしょうか?
吸盤のように見えているのは、葉が取れた後のようですね。
(リュウビンタイ)
ゼンマイのような新芽が出ています。食べられるのかなー・・・。
木に帽子のように貼りついているものが見えます。
(オオビカクシダモドキ)
「着生植物」で根を樹皮に張り付けるように伸ばす植物です。
華やかな洒落た感じがします。
(パピルス)
古代エジプトでは、ナイル川の湿地帯に生えるこの植物の繊維を使って、紙を
作っていたとのこと。英語の「ペーパー」の名前も元になったそうです。
バナナ発見しました。
(タイワンバナナ)
これは立派にバナナです。今まで、ここで、こんなに実をつけているのを見たこと
はありません。
(センナリバナナ)
これはいつもよく見かけるのですが、黄色くなるのかなー?
実は親指大で、大きくはならないらしく、味もいまいちで家畜のえさになること
が多いとのことです。
これはなんでしょう?
(ジャボチカバ)
家で栽培しようと思って、前に調べたことがあった植物です。
幹に直接白い花が咲き、2~3㎝大のブドウのような実をつけます。果実の糖度は
16~18度と高く、ブドウのような味がするとのこと。
こんな所で、お目にかかれるとは思いませんでした。これからが楽しみですね。
(西川農園さんHPより)
他にも、マンゴーやコーヒーの木、グアバなどの木がありましたが、あいにく
実や花はついていませんでした。
食べ物の木に、興味が向いてしまいましたが、きれいな花も沢山咲いていました。
(サンゴバナ)
(防城金花茶)
(ビレア)?
(ベニゲンペイカズラ)
今回は、いつもと違うものを見ようと、お散歩したので、なんだか、熱帯植物と
いう感じが、薄かったかな?と思います。
でも、室温23~24度の暖かいエリアで、寒さ知らずで見学でき、新しい発見が出来
て良かったです。
次回は、「チューリップ展」に続きます。