春は桜や雪椿、夏は青葉、秋になると紅葉を楽しむことのできる加茂山公園。
四季を通して、どの季節も楽しむことが出来る場所です。
今回は、もみじやイチョウが、紅葉しているかなと思い、訪れてみました。
(11.20撮影)

加茂山公園に行くもう一つの楽しみは、「西山もちや」で、三角豆餅を買うこと。
青海神社門前に、店を構える、老舗のお餅屋さんです。

神社に行く前に、売り切れてしまわないようにと、先に三角豆餅を、10ケ買って
おきました。
豆餅を買えたので、心置きなく、お散歩しましょう。
神橋を渡り、鳥居をくぐって、参道を進みます。


右手に、「亀の噴水」があります。

この噴水は、明治44年5月に、皆川嘉治兵衛の子孫である、幾美と登与が、青海
神社に寄進したもの。この亀は、青海神社の御祭神である椎根津彦命(しいねつ
ひこのみこと)を乗せ、神武天皇東征の際、大和へ導いたと伝えられています。
皆川家は、慶応4年(1868年)長岡藩落城後の5月21日に、長岡藩総督であった
河合継之助をはじめとする、長岡藩兵が、加茂に集結した際の宿陣地でした。
その際に、皆川嘉治兵衛の妻かつに、河合継之助が「おばあちゃん、これから
良い世の中になるよ」と話したことが、代々伝わっているという家柄です。
参道の階段を登って、青海神社方向に向かいましょう。

まっすぐ進めば、青海神社なのですが、今回は、紅葉狩りがメインなので、途中、
道を逸れて「神池」の方に向かいます。


時間が早かったので、まだ陽は充分には射しこんでいませんでしたが、池の周り
の木々は赤く紅葉し、美しいです。


紅葉と噴水のコラボは、雰囲気が素敵ですねー・・・。
茶店の前を通って、進みます。


見る角度によって、紅葉の見え方が違いますね・・・。

奥に、橋が見えてきます。


橋の上から見る紅葉も、素晴らしいです。


水車もあって、趣があります。

奥の方の池は、紅葉がまだ進んでいませんでした。


この奥に、舞殿のような雰囲気がする東屋があるのですが、工事中でした。
なので、階段を登って、公園の方に向かいます。

階段の途中には、真っ赤に色づいたもみじがありました。


鮮やかで、美しいです。
階段を登りきると、児童公園が見えてきました。

誰もいなくて、遊具も寂しそうですねー・・・。
「彫刻の森」や「椿園」の木々は、既に雪囲いされていました。

彫刻の森と言うように、あちこちに、作品が展示されています。


奥に、大きなイチョウの木があって、黄葉しています。



例年に比べ、銀杏の実が少ない感じでした。
リス園の方に向かいましょう。

長くなったので、次回に続けます。