五泉市蛭野地区にある「黄金の里」。
県内でも銀杏の産地として有名で、集落には100本以上の銀杏の木が植えられ、
黄葉時期になると一面がこがね色に染まる事から「黄金の里」と呼ばれています。

昨年、11.26に訪れた時は、蛭野地区に入ると、村中のあちこちに、黄葉した木々
を見ることが出来たのですが、今年は、同じ時期に行ったのですが、まだ黄葉が
進んでいない感じがしました。
いつも田んぼの中に、ぽつんと立っている銀杏の木も、黄葉していなかったので、
パスして、そのまま、家と銀杏のコラボがきれいな場所を目指しました。
途中トイレ休憩に、「長仙坊池」に寄りました。
昨年来た時は、池の水が抜いてあって、残念な風景でしたが、今年は、水が張って
ありました。

遠くの銀杏の木は、黄葉しているのが見えました。


まだ、幼い木ですが、揃っていると、きれいですね。
トイレ休憩だけだったので、池の周りをお散歩はしませんでした。
いつも訪れる、村中に入る前の銀杏の木の場所に来ましたが、やはり黄葉が進ん
でいませんでした。
あれ、ボリュームもないような気がしますねー・・・。

ちなみに、昨年の銀杏の木は、こんな感じでした。(2023.11.26撮影)

よく見ると、あちこち、木が切ってあります。そのせいでしょうか・・・。

他の場所の銀杏の木も、枝が切ってあって、どこも何となく、寂しい感じが
しますねー・・・。

銀杏の実も、少な目です。時期が悪かったのかとも思いましたが、葉が緑のまま
枯れ始めています。今年は、ここの銀杏は、うまく黄葉しなかったのかもしれま
せん。

気を取り直して、黄金の里の、村中を散策しましょう。

この日は、雨こそ降っていませんでしたが、どんよりとした曇り空で、薄暗い
感じがします。

新潟では、秋から冬にかけて、この様な天気が続くのですが・・・。
他の方のブログを見ると、いつも晴れていて、うらやましい限りです・・・。
道を歩いていても、きれいに黄葉している木は少ない感じがしました。


いつも見る、倉庫のような建物は、大分傷んできました。

雪が降ったら、中に雪が入ってしまうのではないかと、心配になりました。
南天の木だけが、赤く色づいていて、目を惹きました。

いつ潰れてしまうのか心配している家も、どうにか形を保っていました。
手入れはされているのでしょうか、シートが被さっています。まさか、住んでは
いないと思うのですが・・・。


いつも木に残っている、柿や花梨の木も、ほとんど実がなくなっていました。


「ぎんなん茶屋」も今年は、終了したのでしょうか?・・・。

日中なのに、誰も歩いておらず、ひっそりとした里です。


時々、草花を見つけては、撮影しながら歩きます。


一軒の家のもみじが、美しく紅葉していました。
里に来てから、はじめて、明るい色合いを見た感じがします。


道に沿って、川が流れていますが、どこか寒々とした感じがします。


寒いし、天気も今一つだったので、足早に村中を散策してきました。
お腹もすいたので、「黄金の里会館」に行って、人気の名物「むぎきり」を食べ
ました。


しこしこ、つるつるの麵で、つゆもおいしかったです。
晩秋の黄金の里歩きは、寂しかったですが、おいしいものを食べて終われて、ほっ
こりしました。