またまた、南魚沼にお出かけしました。
今日は浦佐の千手院と普光寺に行ってきました。(R3.4.21)
千手院には樹齢200年と言われる枝垂桜があることで有名です。
赤い橋を渡ると、千手院です。
境内には、あちこちに枝垂桜が咲いていました。
お目当ての桜はこれです。
思いのほか、大きくはない感じです。住宅街にあるため、電線や家が写って
しまってますが、ご容赦ください。
境内には、他の花も咲いていました。
千手院のすぐ近くに普光寺があります。浦佐毘沙門堂のほうが有名かもし
れませんが。
普光寺の大きなイベントとして「裸押し合い大祭」があります。
三月三日の夜、2メートルを超える雪の中で行われる裸押し合い祭りは、
日本の奇祭と言 われ「北越雪譜」の中にもその当時の祭典の模様が詳し
く記されています。 今から約1,200年前、坂上田村磨がこの地に御堂を建
て、守護仏の毘沙門天王を祀って、 部下の将士や村長(むらおさ)や村人
と共に国家安穏と戦捷を祈願し、あわせて 五穀豊穣・家内安全・身体健康
を祈り、祝宴の中で歌い、踊って士気を鼓舞したことに 起因するものと
言われています。
山門がまず見えてきます。
山門の天井には、竜の絵が描かれています。
彫刻も重厚なものです。
回廊を通っていきます。
途中、聖徳太子を祀っているところがありました。なぜ、聖徳太子なのかは
わかりませんでしたが・・・。
回廊の奥には、裸押し合い大祭の際に、若衆が体を清めるために水浴びする
場所で、不動明王が鎮座しています。
右手には毘沙門堂があります。
右手奥には別行殿があり、大きなロウソクが奉納されていました。
本物のロウソクかと思って、近づいてみると、鉄かセメントか、何か固い物
で作られたものでした。こんなに重いものを飾って、つぶれないのかな?
赤い変わった屋根の建物が、普光寺です。
雪深い地域なので、常夜燈まで、雪囲いしてあります。
雪もまだ残っていました。
大きな欅が境内には何本かあります。立派な木です。
境内の桜の花も咲いていて、春が来たことを感じさせてくれます。
お寺の周りの塀には、芝桜も咲いていて春を感じさせてくれました。
南魚沼は、他にもたくさん見るところがあります。
機会があったら、また訪ねてみようと思います。