日本紅葉の名所100選に選ばれている、新潟屈指の紅葉スポットで、シーズンになる
と、ブナの原生林の黄葉や茶葉、カエデ系の赤、紅、紫、朱、など色鮮やかな紅葉
を楽しむことのできる、奥只見湖。
奥只見電力館や、奥只見ダムの上からの景色を眺めたので、遊覧船に乗って、奥只
見湖の紅葉を見てきましょう。
湖を見ながら、歩いていると、遠くに、遊覧船が見えます。
あれに乗るのだと思うと、足取りも軽くなります。
遊覧船乗り場に、到着。
団体客の方は、いませんでしたが、結構混んでいました。
この遊覧船乗り場からは、奥只見湖をぐるっと一周する周遊コース、片道の銀山平
コース、尾瀬ハイキングへと続く尾瀬口コースの3つのコースに、行くことが出来
ます。
登山やハイキング目的ではないので、「周遊コース」を選びました。
遊覧船でしか見れない景色を、堪能できます。
船着き場には、船が2艘停まっていました。
右が「おぜ号」(定員150名)、左が「しおり丸」(定員100名)です。
今回乗船するのは、「しおり丸」です。約40分の乗船になります。
程なく乗船できました。
皆さんは、船室のシートに座っていましたが、景色を写真に収めたかったので、
後ろのデッキに、陣取りました。カメラ撮影目的の方は、やはりデッキに集合という
形になりました。(4~5名の方がいらっしゃいました)
湖の景色がよく見えます。
困ったのは、船の排気場所が近くのため、ガソリン臭かったこと・・・。
暫くしたら、匂いも薄くなるのではと期待しましたが、ずーと臭い・・・。
耐えましたよ・・・。
良かったのは、船の船跡が見えること。
綺麗で、ずっと、見ていられます。
ダムや遊覧船乗り場を見ながら、奥只見湖の中央に向かいます。
巡視船と、並走しました。
手を振ると、笑顔で手を振り返して下さって、うれしいー・・・。
どこをみても、紅葉がきれいです。
しばらく行くと、「十二山神社」が見えてきます。
陸路では、行けない場所です。
銀の採掘所として賑わいを見せた街並みは、今では、奥只見湖湖底深くに水没して
いますが、坑道事故で犠牲となった、犠牲者の供養塔や砕鉱に用いた巨大な石臼、
手洗い鉢などが、神社には祀られているとのことでした。
神社を過ぎると、船は、折り返し、反対側の湖岸に沿って進みます。
奥の小さい三角の山は、何山なのでしょうか?可愛らしいー・・・。
反対側の紅葉もきれいですねー・・・。
岩肌の赤い場所は、何かな?
気になりましたが、解りませんでした。
あっという間に、戻ってきました。
「おぜ号」も出港したのですね。すれ違いました。
楽しんできてねー・・・。
船着き場に戻り、乗ってきた船をもう一度撮影。
美しい景色を見れて、大満足でした。
駐車場に戻って、お昼ごはんを食べましょう。
お昼を食べに「奥只見レイクハウス」に立ち寄りました。
前は、「奥只見ターミナル」と言うお店が、右隣にあったのですが、2023年に
閉業してしまって、今は跡形もありませんでした。
食べたのは、「けんちん蕎麦」と「鶏のから揚げ」。蕎麦は、見た目より、薄味で
私の思っていた味ではありませんでしたが、鶏のから揚げは、とってもおいしかっ
たです(3個でしたが、写真を撮る前に食べてしまいました)。
次回こそは、ダムカレーを食べようと思います。
美しい紅葉と、見所満載の奥只見湖。楽しかったです。
お散歩は終了です。
長い間お付き合いいただきまして、ありがとうございました。